斎藤別当実盛館
斎藤別当実盛館([別府城 周辺城郭])
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斎藤別当実盛館の口コミ情報
2025年06月24日 マグロ常陸介祐平
源為義や義朝に仕えながら、敗れた義賢の子の駒王丸(木曾義仲)を信濃に送り届け、源平合戦では平家方として、木曾義仲軍により討ち取られた斎藤別当実盛の館とされます。実盛は、ここ長井庄の庄官を勤めていました。古くから実盛の館との伝承があり、大正15年には「斎藤別当実盛館跡実盛塚」として埼玉県の史跡に指定されましたが、昭和38年に解除され、昭和52年に改めて「斎藤別当実盛館跡」として、妻沼町(現熊谷市)の文化財に指定されています。
平安時代から鎌倉時代の館ということもあり、遺構は見られませんが、城址碑と並んで板碑が建っています。板碑の背面には「長井馬入道殿 正嘉元年丁巳十一月十二日卒 直年七十一也」と追刻されています。日本城郭大系では、板碑は実盛の孫の斎藤右馬之介実家の供養塔で、この館は実家の館址であろうとしています。
近くには、長井神社が鎮座していますが、明治になって井殿神社から改称されたもので、長井氏(斎藤氏)とは関連がないようです。