小見(麻績)氏館
小見(麻績)氏館([皿尾城 周辺城郭])
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小見(麻績)氏館の口コミ情報
2025年03月18日 マグロ常陸介祐平
真観寺が館跡とされています。新編武蔵風土記稿の小見村の項には、「当所は昔小見信濃守登吉の領地ということで、あとから小見村となった。登吉は成田氏の家人で、百貫と分限帳に載り、近年の人でもあり、むしろ在名をとって名字にしたかもしれない。分限帳には他にも2人小見氏が載るが、一族だろう。」としています。小見氏は佐野氏の系統の、下野国安蘇郡麻績郷(現在の佐野市小見町)を名字の地とする一族かもしれないようです。
真観寺付近に、遺構らしきは見られません。お寺の背後には、国の史跡に指定されている小見真観寺古墳がありますが、切岸加工などはなされておらず、戦国期に百貫の知行地を持つ武士の居館には感じられませんでした。お寺は元亀年間(1570~73年)に、足利党(古河公方?)の兵火により観音堂が焼失、天正18年の忍城の水攻めでも被害があったと伝わるようで、戦国期も普通にお寺だった可能性大です。
古墳は全長112mの2つの石室を持つ前方後円墳で、大変見応えのあるものです。真観寺も坂上田村麻呂が開基したと伝わる古刹で、本堂・観音堂・山門は江戸時代の建築物です。非公開ですが、観音堂に安置される聖観音は平安時代末期の作とされ、県指定の文化財です。墓地には板碑も見られ、お寺の歴史を感じます。
お城としては微妙ですが、古墳とお寺は一見の価値ありです。