浄蓮寺
浄蓮寺([腰越城 寺社・史跡])
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浄蓮寺の口コミ情報
2025年05月18日 マグロ常陸介祐平
浄蓮寺は大河原氏の館があったとされる場所でGoogleマップにも大河原氏館跡として位置登録されています。大河原氏は丹党中村氏の一族でこの地(大河原郷)に居を構え大河原を名乗ります。浄蓮寺は正応元年(1288年)に大河原光興が日蓮宗六老僧の日朗を招聘して創建されたと伝わります。
大河原氏は13世紀前半に地頭として播磨三方西に移りますが(浄蓮寺創建前)、子孫の大河原時基は父と思われる入道沙彌蔵蓮と故郷の秩父神社に刀を三振奉納しています。刀は二振が国宝(現在埼玉県立博物館蔵)、一振は御物となっています。国宝の短刀は「謙信景光」と呼ばれていますが、上杉謙信の差料だったことによります。
浄蓮寺は、松山城主上田氏の菩提寺で、上田政広・朝直・長則の墓があり、寺に伝わる文書には上田氏関連する内容が見られるようです。また、寛政譜によると青鳥城の城主とされる上田氏の家臣山田直安も浄蓮寺に葬られたことになっています。
館としての明確な遺構は残っていないようですが、高台にあり、寺内に折れのある川が流れており、雰囲気は感じられます。
2022年08月19日 つか征夷大将軍ぽ
武蔵松山城の城主であった上田朝直等の上田氏のお墓があります。またこちらのお寺は元々は武蔵七党の流れをくむ豪族大河原氏の館があった場所だそうです。