赤浜の渡し

赤浜の渡し([高見城  その他])

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赤浜の渡しの口コミ情報

2022年04月28日 長森原


鎌倉街道上ノ道・赤浜の渡しは、伊勢宗瑞(北条早雲)関連の歴史的舞台の一つです。

明応3年(1494年)長享の乱のさなか、伊勢宗瑞は扇ケ谷上杉定正と手を結び、鉢形城の山内上杉顕定攻略の為ここ赤浜の渡しに軍勢を集結させたのですが、いざ荒川を渡り鉢形城へ進軍という時に同盟相手の上杉定正が急死。一説には荒川渡河中に落馬して亡くなったとも云われますが、扇ケ谷当主の思いがけない死により合戦は急遽取り止めとなり、伊勢宗瑞は虚しく伊豆に撤退することになったのでした。

上記の上杉定正のエピソードから分かるように、赤浜は荒川を徒歩又は騎馬で渡る事ができる貴重な渡河点でした。赤浜の辺りは浅瀬で河床が岩盤になっており、(増水時以外は)徒歩渡りが可能だったようです。関東では、荒川及び利根川をいかにして渡るかが交通の最大の難関だった為、荒川を徒歩渡りできる赤浜の渡しは古来より軍事的に重要な地点でした。

写真①
高見城と鎌倉街道上ノ道の関係図(この地図は右=北)
写真②③④
赤浜の渡し周辺。川中に見えるのが徒歩渡りの際の水量の目安とされた「川越岩」
写真⑤
赤浜の渡しの近く、普光寺から見る高見城。
高見城の1番北の郭のピークが明瞭に見て取れました。
反対に、高見城のその北郭の高台(櫓台?)からも、ここ赤浜の渡し周辺及び荒川対岸が監視できたものと思われます。
写真⑥⑦
赤浜の渡河点を渡った鎌倉街道上ノ道は、高崎に向かう本道と本庄に向かう支道に分かれていましたが、支道(鎌倉街道本庄道)は五十子陣(関東管領山内上杉の軍事拠点)に通じていました。

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