慈光寺
慈光寺([大築城 寺社・史跡])
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慈光寺の口コミ情報
2021年05月27日 昌幸近江守晩秋リア旅
寺社勢力と戦国大名との対立、本願寺(一向宗)と信長が最も有名ですが、武蔵国にもありました。
飛鳥時代天武年間に開かれた慈光寺(じこうじ)は、関東屈指の古刹で、源頼朝から寄進を受けるなど、鎌倉・室町時代には隆盛を極めました。
その強大化した勢力は、戦国時代には大名との軋轢を生み、太田道灌や北条氏と刀を交えるようになりました。
北条氏は武州松山城主の上田氏に命じ、南方の大築城から幾度も攻撃し、75あった僧坊は焼き払われ、衰運をたどる事になりました。
徳川の世になると、一転して手厚く保護され、家光の側室で綱吉の生母でもある桂昌院(けいしょういん)からの寄進物も残っています。
道中たくさんの僧坊跡や井戸を見ると、戦国期に一大勢力となった寺社は正に山城そのものだなと思いながら散策しました。
参拝目的とは違った楽しみ方ですが(笑)
【写真の説明】
①山門
②本堂(阿弥陀堂)
③本堂の境内より
④観音堂
⑤七井のうちのひとつ、丹花の井
⑥七井のうちのひとつ、月の井
⑦僧坊跡
⑧かなり広い削平地。ここも僧坊跡でしょう。