勝楽寺(水没・移転)

勝楽寺(水没・移転)([根古屋城  寺社・史跡])

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勝楽寺(水没・移転)の口コミ情報

2021年06月29日 長森原


根古屋城の南麓にかつて存在した勝楽寺村は、現在ダム湖である狭山湖の水底に沈み、今視る地形は中世のそれとは一変しています。
ダム建設前の根古屋城周辺の地形は、明治陸軍が残した迅速測図によって知る事が可能です。

明治期の迅速測図を見ると、根古屋城は舌状の丘陵尾根を利用して築城されていた事が判り、南麓の勝楽寺村からの比高は約30m、勝楽寺村を通過する山口街道を眼下に見下ろす立地でした。

山口街道は所沢から山口氏の本城・山口城の北側を通って勝楽寺村の谷間に入り、根古屋城の真下で南西の村山方向へ分岐し福生へと続く道でした。根古屋城は山口氏の詰めの城であると同時に、福生・村山等から山口城につづく街道の監視城でもあったと思われます。

麓の勝楽寺村には、地名の由来となった勝楽寺が建立されており、鎌倉時代には十二坊を数える大寺院だったと言われています。

ダム建設の際に勝楽寺は仏蔵院勝楽寺と名を変えて所沢市山口に移転しました。
境内には旧地から移し運んだ文永3年(1266)の銘を持つ阿弥陀三尊種子板碑等が有ります。この板碑は高さ160cm、鎌倉中期のものとして所沢市内最大の板碑であり、往時の繁栄振りを偲ばせます。

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