浅羽城

浅羽城([田波目城  周辺城郭])

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浅羽城の口コミ情報

2026年06月12日 マグロ常陸介祐平


戦国期の浅羽下総守のお城とされています。浅羽氏は児玉党の流れで、北浅羽の浅羽氏の子孫が数家に別れて戦国期までこの地に根を張っていたようです。室町時代には同名別人の浅羽下総守が永享の乱で足利持氏側につき、称名寺で自害しています。戦国期になると浅羽氏は上杉謙信に属したようで、関東幕注文に岩付衆として浅羽下総守、下野足利衆として近隣の毛呂氏と共に浅羽弥太郎の名が見られます。また、天正12年には浅羽甚内・成友兄弟が北条方として氏照に太田金山城の案内をしたと関東古戦録にあり、下総守の一族ではないかと風土記稿に書かれています。お城は小田原の役の時に北条方であった為に落城したと伝わりますが、正確なところはわかっていないようです。

お城は旧上浅羽村や下浅羽村ではなく、旧萱方村に築かれており、風土記稿の書かれた江戸時代後期には遺構は分からなくなっていたようです。複数の絵図が残っており、ほぼ長方形の主郭を中心にいくつかの郭があり、主郭の南側には張出部があり、虎口の守りを固めていたようです。昭和58年の試掘調査では、溝・カワラケ・常滑の甕などが出土したようです。

現在主郭部分は公園となっており、説明板が設置されています。

お城との直接の関係はありませんが、500m程東には坂戸市の考古資料に指定されている「浅羽橋場の板石塔婆」が立っています。鎌倉時代末期の応長2年のもので、安倍友吉と長田守行の両名が結衆三十人を募って建立したものです。説明板によると、奈良興善寺の阿弥陀如来胎内から出た鎌倉時代初期の専修念仏者の交名文書に見える阿部友末・友重や長田氏の名が見られ、子孫ではないかとしています。浅羽氏の他にも同地域に関西と関わりのある武士階級の者が分かります。戦国時代初期の浅羽氏の家老森田将監貞吉は、安倍右衛門助からの養子とされ(森田系図)、浅羽氏との関係していたことが、推測できます。

2025年06月22日 東堤北星
萱方城とも呼ばれているかつての浅羽氏の拠点の城です。現在は宅地開発されており、遺構は確認できませんが、城のあったとされる場所は「城跡公園」「タイヤ公園」として整備されています。
城主である浅羽下総守の築城以前の動向はよく分かっていませんが、最終的には北条氏に属しており、豊臣秀吉の小田原征伐の際には小田原城に籠城し、その後称名寺で自害しています。その際に浅羽城も廃城となっています。

小田原征伐に関係のある城で、城跡公園を名乗る公園もあったので期待しましたが、特に遺構は見つけられませんでした。一帯は「鶴舞ニュータウン」として宅地開発されており、その中にある城跡公園やタイヤ公園は地域住民の憩いの場となっていました。(悍しい量のタイヤにはびっくりしましたが…(笑))
おまけとして、城と直接関係はないですが、タイヤ公園には最近はあまり見ない遊具もありましたので、人目が気にならないなら是非(笑)。

城郭基本情報
名称(よみ)  浅羽城(あさばのじょう)
通称・別名   萱方城、浅羽野城
所在地     埼玉県坂戸市鶴舞1丁目7ほか
問い合わせ   坂戸市教育委員会
分類・構造   平城
天守構造    なし
築城主     浅羽下総守
築城年     永禄3年(1560)?
主な城主    浅羽下総守
廃城年     天正18年(1590)
遺構      不明
指定文化財   なし
再建建造物   説明板、公園
アクセス    東武越生線一本松駅から徒歩15分
おすすめ度   ★★☆☆☆
見学所要時間  10分
服装目安    軽め

攻略情報
東武越生線の坂戸駅と一本松駅の中間あたりにあるので、駅からは少し歩きます。しかし、周辺案内に「城跡公園」が記載されている他、道順もわかりやすいのでリア攻めは難しくないでしょう。途中の大通りは交通量が多い割に歩道が狭いので注意してください。

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