中山城

中山城([小川城  周辺城郭])

小川城 に投稿された周辺スポット(カテゴリー:周辺城郭)、「中山城」の地図・口コミがご覧頂けます。

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中山城の口コミ情報

2024年06月14日 風雷坊安房守雨降師


国道145号線の「史跡 中山城跡」の石碑と説明看板のある広くなっている路側帯に車を置いて登城。農道入ってすぐ左手にいかにも城跡らしい高台が見えて来ます。

そのまま舗装された農道伝いで左手に登って行くとぐるりと本丸を迂回し、今は畑が拡がっている二の丸、三の丸に出てしまう。本丸へのルートを探しながら引き返すと、結局、台地の登り口の小川が流れる橋の地点、城跡の台地に向かって右側に本丸へのルートを発見。

本丸への看板は立っているのだが、藪に隠れていて見落とす。。道に迷わなければ、国道から本丸には15分あれば到着出来ます。

本丸跡の碑と、本丸をぐるりと囲む深い横堀と土塁がはっきりと残っています。

登城後は近くの道の駅 中山盆地で休憩。温泉や宿泊施設、食堂もあり。

中山城の御城印もこちらで購入出来ます。

2023年12月25日 昌幸安芸守更に吉


天正壬午の乱で沼田の領有を巡って激しく争った真田と北条。その一端が垣間見えるのが中山城です。

中山は真田の拠点である沼田城と岩櫃城の中間で、更には名胡桃城にも通ずるという重要な地で、天正10(1582)年北条はここに楔を打ち込みました。しかも平野の舌状台地という、北条が最も得意とする場所を選地し築城します。

城将はこの地にゆかりのある赤見泰拠を任命。泰拠は沼田万鬼斎の子にあたります。彼に付き従った地侍も多かったようです。

が、天正14(1586)年に攻められ中山が真田のものになると、北条の沼田攻略は利根川東側からと方針転換を余儀なくされます。そして中山城は北条滅亡とともに廃城になりました。

縄張は非常に特徴的で、通常本丸は舌状台地の先端に築きますが、中山城は付け根に築かれています。本丸の北・西・南を二ノ丸で囲み、その外側西・南に三の丸が付いています。さらに腰曲輪・捨曲輪などが付属しています。本丸の堀は茨城・千葉の北条が携わった城と同様とても深く、通路を兼ねた堀も見られます。

遺構がきちんと残っているのは本丸付近で二ノ丸や三ノ丸は畑になってしまっていますが(千葉の坂田城然り、茨城の東林寺城然り、北条の城はよく畑になる)、群馬で「これぞ北条!」を感じることのできる貴重な城です。駐車場もありますし、平城なので気軽に見学できます。近隣の続100名城と一緒に訪城してみてください。

【写真の説明】
①丘陵地の築城は北条しかやらないよな〜と思ってしまう遠景。
②三ノ丸-捨曲輪の堀跡。農道となっている。
③二ノ丸-三ノ丸間の堀跡。
④Y字状の堀底道。
⑤本丸堀跡1
⑥本丸堀跡2
⑦本丸堀跡3
⑧本丸土塁。高い土塁で囲むのも北条流。

2023年07月18日 ClaD雅楽頭初の飛騨へ
真田氏の沼田と岩櫃、上田の間を分断するために、北条氏が築いた戦略的な城。主郭を取りまく巨大な横堀など見事な遺構が残ります。駐車場がないのが難点ですが、地元の方が定期的に草刈りをしてくださっているようです。

2020年02月28日 真田上野介信吉


中山城と真田との接点は真田幸隆の時代、戦国武将の勢力争いの渦中に入り、時には武田方、時には上杉方となり去就興亡の歴史をたどりました。

中山城址は北条氏が天正年間に築城し、半折囲郭構造という築造手法をとり、その構造は、本丸を北西南の三方から二の丸が囲み堀切と土居で防禦し、これを西から三の丸が囲む、要害堅固な城です。

今も当時の佇まいを鮮明に残し、往時を偲ばせています。

-真田街道ガイド(高山村)より-

上記以外のこと(一部重複)は添付の本丸設置説明板をご一読ください。

国道145号沿いの路側帯には城跡碑と説明板が設置されており、そこに駐車し本丸へ向かいました。村の長閑な田園風景を見ながらの散策もいいですね。

設置の案内板は本丸への誘導。未舗装の駐車スペースのような場所もありました。

添付写真の本丸東側から本丸へ登城。かなり高い位置まで歩くことになります。本丸北側に土塁が一部切れた箇所があり、そこから降りましたが、かなりの勾配の切岸なので、しっかりとした靴は当然だと思います。降った後は、西側の堀底を進み南側へ。二の丸に登りましたが、ここは未整備藪漕ぎの憂き目に。三の丸が見えると、そこは農地となっていました。

今回は半分程度のリア攻め。また何れ機会を設けて訪れたいと思わせてくれる城跡でした。

※令和2年6月6日より、道の駅『中山盆地』にて御城印の販売が開始されました。
(黒)500円、(白)300円。岩櫃城と同じタイプになります。


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