糸井の内出
糸井の内出([沼田城 周辺城郭])
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糸井の内出の口コミ情報
2026年10月05日 東堤北星
糸井の内出は、群馬県昭和村にあったとされる砦です。
昭和村役場付近の糸井地区には、「中内出」「南内出」などの小字が残っています。「内出」は城館に関係する地名として見られることがあり、こうした地名の存在から、この地にも何らかの城館があった可能性が考えられています。
城郭の具体的な位置や構造、遺構の有無などは不明で、現地へ行っても城郭遺構は確認できませんでした。長慶寺付近の一帯が城跡ではないかと考えられています。
長慶寺には、昭和村指定史跡の「長慶寺の板碑」があります。この板碑には正応2年(1289年)の銘が刻まれており、鎌倉時代にさかのぼる歴史を持つものです。長慶寺に伝わる『惣与本縁起』には、かつてこの地に「長者」がいたという伝承があり、板碑はその長者が母の墓碑として建立したものと考えられています。ただし、板碑の存在が城郭の築造時期を示すものではなく、糸井の内出がいつ築かれたのかは不明です。
近隣にある阿岨城と同様、沼田城を守る支城の一つだったとする説もあります。
城跡と考えられている長慶寺は、小さな寺院ですが、2025年には古道の石段が発見されたそうです。また、境内にあった老柿が貴重な黒柿になったという話もあります。近年は案内看板なども設置されています。
城郭遺構は確認できないですが、興味がある方は時間があれば訪れてみるのもよいでしょう。









