大袋城
大袋城([館林城 周辺城郭])
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大袋城の口コミ情報
2025年05月05日 マグロ常陸介祐平
文明年間(1469~1486年)に赤井照光により築城され、青柳城から移ったとされています。照光が舞木城に年始参りに行く途中に、助けた子狐に導かれ、館林城を弘治2年(1556年)築城し、以降は館林城が赤井氏の本城となったとされます。
享徳の乱の中、文明3年に長尾景信らが足利成氏方の立林(館林)城を攻めていますが、大袋城を指しているのか、そもそも館林城が存在したのか(中世の墓石群は出土している)今となってはわかりません。お城に面した城沼の入江が「古城沼」と呼ばれることから、館林城よりも古いお城と思われます。
お城は、城沼の入江の古城沼の南側の半島付近にあり(写真1~5枚目)、半島側が主郭、西側に2郭があったようです。平成6年の発掘調査の時には、高さのある土塁や伴う空堀が残っていたようですが、遺構らしきは見当たりませんでした。
また、大袋城の南側には赤井氏の家臣で、赤井氏滅亡後は長尾氏に仕えた青山氏の居館(中世城館址青山屋敷跡,写真7枚目,8枚目は古墳を利用した富士嶽神社)が存在したようですが、こちらも遺構は消滅していました。