柳沢城

柳沢城([岩櫃城  周辺城郭])

岩櫃城 に投稿された周辺スポット(カテゴリー:周辺城郭)、「柳沢城」の地図・口コミがご覧頂けます。

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柳沢城の口コミ情報

2024年01月13日 昌幸近江守雪舟接収計画


足繁く通った岩櫃城と対称的に、近くにあるにも関わらず見向きもしなかった柳沢城。別名「岩鼓の要害」。
ここ数年気になり、城友様のアテンドでやっと訪城することができました。

武田信玄の上州攻略戦で指揮にあたった真田幸隆。吾妻地域を治めていたのは岩櫃城主の斎藤憲広。息子の斎藤越前太郎には柳沢城を守らせます。真田幸隆は斎藤憲広の部下を調略し、1563年岩櫃城を落城させることに成功。憲広は自害しようとしますが、越前太郎に説得され越後へと落ち延びます。以降は一国一城令が発布され、岩櫃城が廃城となる1615年まで存在したと思われます。

縄張りは主郭を含めたメインの郭が4つと、緩斜面だった東側に沢山の段郭を配しています。メインの郭は岩櫃城と同じ薬研堀と折れ曲がった竪堀が造られており、斎藤氏時代には主郭とその周辺だけだった縄張りが、真田氏時代に改修があり、それは支城の域を越えた大きな改修だったと思われます。この大改修は岩櫃城の天狗丸(出丸)と連携し、谷を登ってくる敵を殲滅する意図があったのでしょう。そして東側の段郭群は北条(に組みする者)への備えと推測できます。

車は岩櫃城の平沢駐車場に停めました。
道路を下ると左側に鉄塔が見えるのでそれを目指して歩きます。保安のための緩やかな登り坂があります。鉄塔を過ぎ、しばし歩くと城域(四郭)に着きます。登城は30分弱でしょうか。

岩櫃城を見て「なんだこの堀は!すげーじゃねーか‼︎」と思っためぐらー様、一緒にこの柳沢城も見ることをおすすめします。絶対に損はさせません。

【写真の説明】
①三確-四郭間の堀。珍しく箱堀状になっている。
②ニ郭-三郭間の堀。
③ニ郭から堀切→腰郭→主郭と見る。
④主郭-ニ郭間の堀を下る。真田お得意の屈曲した竪堀。
⑤主郭石積み。
⑥主郭-物見間の堀。岩を利用した豪快な堀。
⑦物見から岩櫃城を見る。
⑧東側の段郭遺構の屈折した薬研堀。後世に峠道として利用されていた雰囲気を感じる。

2020年09月06日 仲乃丞治部少輔ひろぴい◢⁴⁶


柳沢城(岩櫃城支城)。
物見の役割の高台の岩場から北尾根に遺構が残り、そこそこの防御機能を備えた造り。
かつては修験の山だったそうで岩場の鎖やはしごなどかなりの急な登りできついです。
天候、季節によっては危険もともないますし体力のない方にもおすすめはしません。
岩櫃城出丸の天狗丸とともに、ここ柳沢城で平沢集落への登りを監視防御する役割として機能していたと思われます。西に位置する潜龍院と郷原城とともに岩櫃城の支城を含めた防御網を知る上で重要な城だと思います。

2019年05月07日 仲乃丞治部少輔ひろぴい◢⁴⁶


支城とされる柳沢城のある観音山中腹からは沢を挟んで反対側の岩櫃山(右)と岩櫃城、出丸の天狗丸の平地(左側の畑)、さらには下の登り道もしっかりと見える。
ここから兵を出すというより見張りや岩櫃城への伝達の
役目を担っていたと思われる。
リア攻めマップを航空写真にして見てみると本城と出丸の天狗丸、柳沢城の連携と配置からの守備体型がなんとなく読み取れる。

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