原城
原城([坂本城 周辺城郭])
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原城の口コミ情報
2024年01月08日 マグロ常陸介祐平
高崎市の文化財に指定されている城で、説明板には濠で南北三つに区切られた並郭式の小規模な岸端城と簡単な内容ですが、先人様の口コミ通り、空堀はお城の規模に似合わず大変な土木量です。
地元豪族の長壁道観が斎藤道三の末流の賓将斎藤半兵衛竜政と築いた城とされているようですが、夢のある伝承ですね。
斎藤家の墓地が最東方にあるとのことですが、牛舎の奥にあるため見ることが出来ませんでした。
2021年06月10日 真田上野介信吉
中世末期に雨堤の豪族長壁道観が賓将斎藤半兵衛竜政(斎藤道三の末流)と築いた館城といわれている。
濠で南北3つに区切られた並郭式の小規模な岸端城である。北郭がもっとも広く南北40㍍、幅15㍍ほどである。
西南に堤、東方に馬場や居住地などの跡があり、最東方に斎藤家の墓地がある。
ー説明板(旧榛名町教育委員会)よりー
群馬県高崎市(旧榛名町)にある原城。群馬の原城は斎藤道三末裔所縁の城郭です。
国道406号『三ノ倉落合』の信号から県道122号を榛名山方面へ。雨堤の砦の切通を過ぎると『雨堤』のバス停が左側にあり、これを左折し細道を進むと2軒の民家の間が原城の登城口となります。車1台分でしたら停めておけますが、民家の方に断りを入れた方がよいでしょう。おばあちゃん親切でしたよ。
この城の特徴は、城の北から西へ流れ込む川を最大限利用したことにあり、北側から引き入れ主郭(説明板では北郭)をぐるりと囲むように水堀としました。現在は空堀の為堀底を歩けます。水堀としたことで10㍍級の深さはダイナミック。圧倒されてしまいます。
居館(中屋敷)や馬場跡とされる区画は田畑として現在も利用。往時のままの区画を限りなく利用しているのではないかと推察します。
土塁もしっかり残っており、平城格の城郭として見られる遺構は素晴らしいものばかりです。
ただ残念なのは、写真からも分かる通り主要郭は全て未整備の激藪。冬枯れ物件となります。
西上野は、武田信玄の侵攻を許してしまいましたが、その影響で技巧的に仕上げられた城郭が多く存在します。箕輪城を中心に廻ってみては如何でしょうか。