大明神山の砦
大明神山の砦([坂本城 周辺城郭])
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大明神山の砦の口コミ情報
2021年03月13日 真田上野介信吉
この砦は別名『駒形城』ともいい、戦国時代後期の築城で、真田昌幸が北条勢の侵攻に備えて築かせたもので、のろし台としての役割をもっていたものであるという。
ー主郭設置の説明板よりー
群馬県高崎市倉渕町(旧倉渕村)にある大明神山の砦。岩櫃城からは約13キロに位置します。
麓の浅間神社裏に遊歩道の案内板があり、そこから主郭まで250㍍、約20分とあります。
遊歩道に入ると、いきなり岩盤が聳り立っています。物凄い迫力に圧倒されるところからのスタート。道中は柵にチェーンが張られているので、落ち葉で滑ることがあっても大丈夫です。
登っていくと急斜面に腰郭、その上に主郭を見上げます。広い平場まで登ると、眼下に倉渕の町並みを見下ろします。
この平場からはほぼ全体が見渡せますが、パッと見は四重堀切の様相。
先ず小郭に行きました。この小郭には二重に堀切を設けており、ただの砦にあらず。別名にもある通り城郭です。
主郭と2郭にはやはり二重に弧を描くように堀を設け、主郭側は北側の崖まで、2郭と小郭側の堀切は竪堀となり落ちてゆきます。
主郭虎口の斜道から見下ろした2郭は馬出し的な役割(写真下段③)。
狼煙台は主郭北東隅にあったのではないかと想像するような形状で、この方角は岩櫃城方面となります。その場所に、ひょっこりと現れたニホンカモシカ。運が好ければ出会えます。
国道406号から道一本中に入った道路沿いに浅間神社。道路反対側に3台分の駐車スペースがあります。
真田氏と後北条氏の境目は西上野にもありました。大明神山の砦から岩櫃城へのリア攻めもまたオススメのコースとなりましょう。