菅原城

菅原城([松井田城  周辺城郭])

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菅原城の口コミ情報

2023年05月14日 RED副将軍


上州の険しい山陵に築かれた堀切と物見台が見事な隠れた名城🏯

オススメ度 ★★★★★

築城年代は不詳。在地土豪である高田氏により築かれた高田城の支城と云われます。

高田氏は、清和源氏の三代目である源頼光の系譜と云われ高田城を居城としました。
吾妻鑑にも高田氏の記述が見られ鎌倉時代からこの地を所領としていた名族です。
室町時代には、関東管領上杉氏に属し各地で転戦。
武田信玄が笠原氏の佐久志賀城に侵攻した際には、笠原氏の援軍として城内に入り落城と共に討ち死にしたという記録があります。
1561年、武田信玄により西上州侵攻が始まると抵抗するも降伏し、武田氏配下に収まりました。
1582年に武田氏が滅亡すると滝川一益、その後は北条氏直に属しました。
後北条氏配下時代の具体的な動向は不明ですが、小田原侵攻により北条氏が滅亡すると、高田氏は徳川家康に属し旗本となって存続したと云われます。

見所
標高452m山陵に築かれており、山頂と北東に伸びる尾根筋、主郭から鞍部を隔てた北西峰ピークの西郭を中心に郭が展開されています。
特筆すべきは、主郭から西郭を結ぶ尾根には鞍部に郭を設けており両側を美しく鋭い堀切で遮断しています。
主郭から北東の尾根にも二条の堀切が良く残り、先端部には堀切と土橋が配された美しい物見台がありました。
妙義山系の山城だけあってなかなか険しいですが面白い山城です。

行き方は、菅原公民館に駐車させて頂き北側から侵入するルートで入城しました。
今回は、地元の城友さんにアテンドしてもらい、公民館を管理されている方に駐車や入山の許可も取ってもらい大変助かりました。

2022年01月27日 美海(ミミ)安房守


⁡菅原城の続き 主郭〜東尾根、西側段郭
①主郭から下の郭を見る。主郭はとても狭く形式のみの印象。
②主郭下の曲輪。右手は主郭。この郭は広大で、主郭との高低差がかなりある。実質的な城の機能はこの郭に置かれていた感じ。
主郭が北側にあり、切岸がこの辺りの厳しい北風避けになっている♬
③東側尾根は急傾斜で、写真左側の城塁は急角度の岩盤。
④⑤東尾根の急角度の城塁
⑥⑦西側の段郭

東尾根は慎重目に。
この山の土質も滑りやすく、落ち葉と相まってズルっと行きやすいです。
後から思いましたか、チェーンスパイクなど装着すると滑りにくいかもしれません♬





2022年01月27日 美海(ミミ)安房守


菅原城 北西尾根

菅原城の3つある登城路の中で、1番楽な北側から登城しました。
国道51号のこのT字路(36.2763173, 138.7748075)を曲がり、山に向かいました。
このT字路の近く、国道51号沿いの下仁田寄りに公民館っぽい建物があり空きスペースがありますが、私有地だそうで地主さんの許可を得ないと駐車できません。

山城は道は無く、直登です。
①北西尾根の二重堀切が木々の向こうに見える。
②二重堀切の右手の堀切
③西上州の縄張に多い「1城別郭」の別郭にあたる郭の虎口
④別郭。広い削平地と北側は土塁状に削り残しがある
⑤土塁状遺構の先端。通路になっている
⑥主郭方面に続く土橋状の岩盤。
⑦⑥の側面
⑧ 二重堀切の左側の堀切

西側からの寄せ手から防御する北西の尾根は、元々の急峻な尾根に、更なる様々な防御を施していて素晴らしい遺構が見れます✨💕
堀切好きにはお勧めの尾根です♬

2021年03月24日 昌幸近江守雪舟接収計画


関東管領山内上杉氏に仕えた、土豪高田氏の城。信濃からの武田氏の侵攻に備え、松井田城の前衛として築城された。
山内上杉氏衰退後は長野氏の下で抵抗を続けていたが、長野業政逝去後は武田氏に服属した。武田氏滅亡後は北条氏、北条氏滅亡後は信濃に移り住み、この城も廃城になったとされる。

下に通る街道へ「不審者通らすまじ」と睨みを効かせるロケーションで、城にとりつくのも難しく、上手くとりつけたとしても沢山の堀切で尾根を割っている。
リア攻めも急勾配と堀切によるアップダウンの連続で結構しんどかったです。ですが『堀切三昧』を感激できる方にはオススメですよ。

足元はしっかりした靴で登って下さい。疲労の蓄積軽減のため。

【写真の説明】
①西側からの侵入を防ぐ二重堀切
②ニ郭。ここから主郭までも沢山の堀切を越えることになる。
③主郭-ニ郭間の堀切。
④主郭直前の細尾根も切る。何という徹底ぶり。
⑤主郭から下った所にある物見のような郭。妙義山が見える。
⑥祠が多かったですね。なぜかこの祠は斜面にあった。


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