高山城
高山城([平井城 周辺城郭])
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高山城の口コミ情報
2022年02月07日 国府左京大夫城介
山内上杉氏の家臣・高山氏の居城
【歴史】
高山氏が築城したと思われるが、築城者・年代ともに不明。
この辺りは、上杉・武田・織田・北条と目まぐるしく支配が変わっており、特に武田・北条の影響を受けている。高山氏は、最終的に北条氏に従属したため、小田原征伐で没落し、高山城も廃城となった。
【遺構】
高山城は、山麓の百間築地、中間の要害山城、山頂の天屋城からなる複合城郭です。
平井城の南南西1kmほどに位置し、鮎川の南岸にある山(標高297m)に築かれています。
・百間築地
石垣、馬出
・要害山城
土橋、横堀
・天屋城
曲輪、堀切(二重堀切、岩堀切)、竪堀、竪土塁、障子堀(ゴルフ場の敷地内に埋められているとのこと)
【感想】
先人の口コミにもありますが、要害山城は横堀、天屋城は細尾根を切断している岩盤堀切や自然の奇跡ともいえる岩堀切が見所です。要害山城という名前になっていますが、実際は出丸だったと推測できます。百間築地は「まぁ、うん」という感じです(笑)
百間築地から要害山城への道がかなり分かりにくいので、一度訪れた人と行くのがベストかもしれません。
要害山城から天屋城までの道はかなり急な斜面な上、落葉がかなり積もっているので、気を付けないと確実に転ぶので注意してください。また、真冬の天屋城は吹きさらしで風が強く、体感気温がかなり低くなるので、防寒対策はしっかりとして、リア攻めしてください。
【アクセス】
群馬藤岡駅からバス(藤岡~上平線)(土日休日も運行、1日往復5便)で金井郵便局前(運賃は300円)で下車し、徒歩15分で百間築地。
百間築地まで、平井城から徒歩20分、平井金山城登城口から徒歩25分。
【写真】
(要害山城)
1:横堀
2:主郭にある祠
(天屋城)
3:竪堀
4:矢穴がある岩
5:岩堀切
6:主郭
7:堀切
8:遠景
2021年06月09日 昌幸近江守晩秋リア旅
麓の百間築地、中腹の要害山城、山頂の天屋城、この3つをまとめて高山城と呼ばれています。詳細は先人のめぐら〜さんが記載された通りです。山内上杉氏平井城の南方を守る城として、その後は北条氏の城として機能したと言われています。
要害山城では横堀が、天屋城では通行困難にさせるたくさんの堀切が見所ですね。要害山城から天屋城までは、なかなか険しい道となります。足元のしっかりした靴で、登城経験者の同伴をお勧めします。そんな大変な道のりも、山頂では涼しい風のお出迎えで癒されます。これで気力回復、遺構を楽しんでください♪
【写真の説明】
①・②は要害山城、③〜は天屋城の遺構です。
①郭を囲む横堀
②虎口前に設けられた武者隠しのようなもの。
③こんな巨石が出てきてビックリ。岩堀切と言うらしい。
④堀切その1
⑤堀切その2
⑥堀切その3
⑦主郭と腰郭
⑧二重堀切
2021年05月25日 真田上野介信吉
日野城とも呼ばれ高山氏の城。
要害山城・天屋城・百間築地の砦等から構成されている。
複合城で珍しいものである。
天屋城はこの城の西南部にあり、標高287㍍の三角点にあり北端を本丸とし、そこから西北・東南・西南にのびる。三筋の尾根を堀切って築いた山城。
ー百間築地設置の説明板より主に天屋城ー
群馬県藤岡市金井にある高山城は、山頂部の天屋城、中腹の要害山城、麓の百間築地を構成。高山城は総称です。投稿の写真は全て天屋城の遺構であることから、説明板も天屋城部分を主に書き込みました。
天屋城へは、麓の破産した日帰り温泉から。百間築地にある説明板を確認。その後、『えっ、ここから』というような場所に登城口があります。ですので、高山城のことをよく知るめぐら~さんに案内して頂くことをオススメします。登城口からは要害山城の横堀を見ながら、またその堀底を歩きながら、先人が踏み締めた道をひたすら登って行きます。
天屋城の領域では先ず二重堀切が見られ、主郭方面へ向かうと岩盤を見事にぶった切った堀切に出会えます。これらは国峰城に匹敵するものと言えます。また東側には畝状竪堀。急峻な主郭虎口は内枡形で狙われ放題。主郭をぐるりと腰郭が巻いています。残念なのは障子堀が見られないこと。ゴルフ場開発にあたり、発掘された障子堀は現在、尾根を断ち切られコースの下に眠っています。
関東管領平井城、詰城である平井金山城、高山城、セットでのリア攻めがオススメです。
2021年01月24日 まー刑部卿
車でお越しの際は近くにある金井の湯の受付でお城の跡を見に来ました、って言えばすんなり停められますが結構賑わっているためお昼過ぎだと停めるのに苦労するかと思います。登城口は金井の湯から高山城方面に行くと電柱があるのでその脇から入るといいでしょう。現地案内板はないため藤岡歴史資料館で情報を得るといいかと。以前訪れた時は資料を頂いたことがありました。