塔の堀
塔の堀([大胡城 遺構・復元物])
大胡城 に投稿された周辺スポット(カテゴリー:遺構・復元物)、「塔の堀」の地図・口コミがご覧頂けます。
※「ニッポン城めぐり」アプリでは、スタンプラリースポットとなっている3,000城それぞれの地図に、周辺城郭や史跡など、様々な関連スポットを自由に追加できます。
塔の堀の口コミ情報
2022年03月09日 国府参議城介
西荻窪城の付随する謎多き堀
【歴史】
詳細は一切不明。
西荻窪城の付随する防御施設と言われており、遠堀が訛って塔の堀になったという。
【遺構】
かつては、西荻窪城の西側の台地に、南北約1kmわたり、堀と土塁が残っていたという。
現在は約250mほどが残っているが、自分が訪れた際、北側部分は工事でかなり埋められており、近い将来消滅する可能性があるかもしれない。
【感想】
塔の堀は西荻窪城に付随する空堀ですが、その間には沢(現在はほぼ水田となっている)が存在しています。本来であれば、この沢を天然の堀に見立てるのですが、何故か台地上にわざわざ空堀を1km近く掘っています。深さ4m、幅10mほどあり、これを1km近く掘るということはかなりの労力であり、そこまでしないといけない理由があったのでしょうね。
遺構の項でも書きましたが、北側部分は大部分埋められてしまい、遺構を確認することができなくなっています。一応、Googlemapのストリートビュー(2012年7月)でも、藪で分かりにくいですが遺構を確認することはできます。
一方、南側部分は藪が完全に取り除かれており、堀の形状がはっきりとわかる状態になっています。本当に立派すぎて、なんでこんな所に堀を掘ったのだろうとつくづく感じます。
【アクセス】
上毛電鉄心臓血管センター駅から徒歩15分。
【写真】
1:堀(北側部分)
2:堀(南側部分)
3:堀(南端から北側を望む)