下小池城

下小池城([小坂城  周辺城郭])

小坂城 に投稿された周辺スポット(カテゴリー:周辺城郭)、「下小池城」の地図・口コミがご覧頂けます。

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下小池城の口コミ情報

2025年06月04日 マグロ常陸介祐平


来歴や城主などは不明のようですが、阿見町のサイトによると、境目の城として多賀谷氏の圧力が強まった、天正初期の築城と推測されるようです。また、このお城を預かったのは、江戸崎城直属の城番ではないかと推測しています。

お城は、「小池城址公園」として、北側の曲輪Ⅲと曲輪Ⅱの北部分が整備されています。曲輪Ⅲの駐車場に車を停めましたが、ここには数条の畝堀があったようです。説明板(写真1,8枚目)から南に進むと浅い溝があり、その先の炭焼き小屋の背後には曲輪Ⅱの空堀と土塁があり(写真2枚目)、虎口が開口しています(写真3枚目)。曲輪Ⅱの中程にはフェンスがありますが、曲輪Ⅰに向かう部分はフェンスが無く先に進めます。フェンスの先は公園外という感じで整備されておらず、ここからは薮となります。少し進むと左側は土塁となり空堀には斜めになった土橋(写真4枚目)があり本丸である曲輪1の内部に入ります。曲輪Ⅰは空堀が囲みますが、幅は2m程です(写真5~7枚目)。舌状台地の先端部ではありますが、台地に沿った造りにはなっていません。曲輪Ⅰの東側には相横矢や桝形横矢(櫓台)が残るようですが、薮が酷く断念しました。

先人様が夏に断念し、冬でもヤバかったと口コミされていますが、しっかりと探索するには、冬が良さそうです。

2021年01月08日 昌幸安芸守更に吉


夏に断念し、冬なら!と思い再訪しました。
結果は…
冬でもヤバかった。

城郭については、先人の方が詳しくお書きになられてますので参考にされて下さい。
藪漕ぎ必至、その先の出会った遺構に妄想する昼下がり…
そんな時間を楽しみたい方にはおすすめです♪
是非ご攻城あれ。

【写真の説明】
①三郭は公園として整備されています。
②駐車場から続く堀跡。落ち葉で埋まりかけています。
③ニ郭の堀跡。
④二郭虎口。入り虎口という形式とのこと。食い違い虎口と同じことでしょうか?
⑤本郭北西部の櫓跡。
⑥土橋。写真右上から左下に堀があり、馬出し的な郭に架かる。左側は本郭。
⑦本郭北東部の櫓跡。横矢掛かりがはっきりと見てとれる。
⑧北東部櫓跡の堀底から。

2020年10月06日 国府左京大夫城介


佐竹・多賀谷の脅威を感じた江戸崎土岐氏が築城

【歴史】
築城年代は不明だが、多賀谷氏の圧力が強まった天正初期と推測される。江戸崎城直属の城番が詰めていたらしい。築城されたが、一度も戦闘することなく、小田原征伐により土岐氏が没落すると同時に廃城になったと推測される。

【遺構】
乙戸川北側の舌状台地に築城され、本郭・二の郭・三の郭の連郭式の城で、現在は小池城址公園となっている。
本郭や二の郭には、土塁や空堀が残っています。特に、二の郭の虎口部分には、内枡形や横矢が残っています。
一方で、かつて畝堀があったようだが、公園造成の際に埋められたようで、その名残らしき浅い堀が公園内に残っている。

【感想】
土塁や空堀、内枡形虎口が明瞭に残っている一方で、畝堀が埋められてしまったのはかなり残念です。三の郭である公園内は比較的綺麗に整備されていますが、本郭や二の郭は藪漕ぎする必要があり、遺構をあまり確認できなかった。また、二の郭に入るとフェンスが存在し、本郭の方に行けないのかと思ったら、別にそういう訳でもなく、普通に行くことができます。
とはいえ、戦国時代の築城技術が使われていることを感じることができるお城だと思います。

【アクセス】
土浦市からレンタサイクルを借りてリア攻めしたので、公共交通機関でのアクセスは不明。ただし、2kmほど東に牛久大仏があるので、バスが近くを通っている可能性はある。
小池城址公園には駐車場があるので、車でのアクセスは容易。

【写真】
1:看板
2:公園内に残る畝堀の跡か?
3:二の郭の虎口
4:二の郭の虎口部分の横矢
5:本郭(左側)と空堀(藪で分かりにくいですが)

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