粟生城
粟生城([鹿島城 周辺城郭])
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粟生城の口コミ情報
2024年08月25日 マグロ常陸介祐平
粟生と書いて「あおう」と読みます。花山城として古い時代から存在し、鎌倉時代になって鹿島宗幹の子の幹実が改修して居城として粟生氏を名乗り、お城も粟生城と呼ばれるようになったようです。
昭和16年の飛行場建設、昭和50年頃の鹿島開発の土取りの為、お城の大部分が失われましたが、御城・内御城・外城の3つの城域の内、外城の北側部に当たる平光寺周辺に遺構が残っています(写真1,3,4,6,7,8枚目)。お寺の背後にある八幡神社を囲むように土塁があり、西側には土塁と空堀、正面には折れを伴う空堀、土塁、虎口が見られます。その先(南側)は断崖で、鉄のハシゴのような階段(写真2枚目)がありますが、本来はこの先にお城の大部分があったようです。
粟生氏は石神氏との抗争で滅びたとされていますが、お城を見たかぎりでは、石神氏の館と比べると粟生城はかなりの規模の城郭で、抗争になるほど勢力が拮抗していたようには思えません。
平光寺には、歴史民俗資料館で見られるような藁で作った2本刺しの人形が見られます(写真5枚目)。