稲荷山古墳群
稲荷山古墳群([島崎城 寺社・史跡])
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稲荷山古墳群の口コミ情報
2025年07月08日 マグロ常陸介祐平
茨城県の文化財に指定される仏殿や山門、国指定文化財の銅鐘がある長勝寺の裏山の「稲荷山公園」該当地となります。
余呉さんのサイトで、「城郭遺構と思われるようなものがあり、仮に稲荷山砦と呼称しておく」と紹介されているので、長勝寺の参拝がてら立ち寄ってみました。島崎城から南に3km弱、台地の先端に位置しており三方は崖で、立地的には城郭に適しています。
水戸黄門が休憩したとされる台地東側の遺愛亭跡(写真2枚目)の西側には、曲輪を仕切るような土塁が1条あり、部分的に堀状のくぼみが見られます(写真6枚目)。城域の西側には、稲荷神社が鎮座しており、展望台の手前には土塁の痕跡とも古墳とも思える土盛りがあり(写真5枚目)、神社の下段には腰曲輪状の平地が見られます(写真4枚目)。所々にある小さな土盛りは、稲荷山古墳群のものと思われます(写真3枚目)。
城郭として記録に残っていないようですが、城郭と信じて見てみると砦に思えてしまいます。
長勝寺は、文治元年(1185年)に源頼朝が武運長久を祈願して創建したとされる古刹で、江戸時代に水戸黄門が復興しています。大変見応えのあるお寺です(写真7,8枚目)。