麻生藩陣屋

麻生藩陣屋([島崎城  周辺城郭])

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麻生藩陣屋の口コミ情報

2022年04月04日 国府左京大夫城介


関東で数少ない外様である新庄氏(麻生藩)の陣屋

【歴史】
関ケ原の戦いで西軍に与した新庄直頼が、慶長9年(1604)に赦免(徳川家康の囲碁相手だったため)され、常陸・下野の8郡、3万300石を与え、麻生藩を立藩した。麻生藩は城主格ではないため、旧麻生城の東麓に陣屋を築き、元和5年(1619)に完成した。その後、5代藩主直矩が死去した際に無嗣により改易されるが、幕府は前藩主であった隠居していた直時を再登板させ、再興を許している。その後、幕末まで移封されることもなく麻生藩は存続した。

【遺構】
麻生小学校がある場所が陣屋であり、北から西に掛けて土塁が僅かに残っている。
小学校の南西に、麻生藩家老屋敷記念館(木~日・祝日のみ開館)として、麻生藩の家老屋敷(畑氏)が残っている。
また、北側には麻生藩の家老である三好氏の屋敷(明治に建築されたもの)(私有地)も残っているが、朽ちかけている。

【感想】
完全に小学校の敷地であるため、平日にカメラを持ってうろついていると高確率で通報されそうです(笑)
説明版は完全に校内にあり、カメラをズームにしないと見えないです。また、北から西に掛けて、土塁と堀の跡らしきものがありますが、小学校の敷地内なので、フェンス越しに写真を撮るしかできません。
現在、家老屋敷は2つ残っており、見学できるのは一つだけですが、綺麗に残っており、地元で愛されているのが良く分かります。新庄氏の家老は、「新庄の守りに勝ったる(畑) 神田 三好(舳)なくては舵は取れませい」と謡われていたそうです。この内、畑氏と神田氏は新庄氏と同じ近江の出身、三好氏はあの三好一族に連なる家系とのことです。

【アクセス】
①レンタサイクル(潮来駅の観光案内所から約16分)
②バス(潮来駅又は延方駅から鹿行北浦ライン(1日5便)で麻生庁舎で下車し、徒歩5分)

【写真】
1:説明版
2:土塁(西側)
3:土塁と堀(僅かに窪んでいる)
4:畑氏屋敷(麻生藩家老屋敷記念館)
5:三好氏屋敷
6:麻生藩陣屋御殿平面図

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