谷貝峰城

谷貝峰城の口コミ情報

2025年04月13日 マグロ常陸介祐平


真壁城から西に約5km、谷貝城から南に約1.5km、真壁城のパンフレットでは真壁城の関連城館として杉山私記を出典として峯左近将監築城と伝わるとしています。杉山私記は明治27年発行の地誌のようです。主郭を外郭が囲む縄張りですが、外郭部分の作りが明確でないことから、関ヶ原の戦い前に急遽築かれ、未完成のまま放棄されたとする説もあるようです。

主郭は60m角の正方形で、周囲を土塁と空堀が囲みます。空堀は広さはありますが、埋まったのか全体的に
浅い状態です。主郭を囲む2郭は、南側が資材置き場、北側が養蜂場となっている為、立ち入っていませんが、土塁などは付いていないように見えました。2郭の西側には空堀が残るようですが、未確認です。

主郭は居館的な作りで、2郭を側面から見ると高さ1m程の高さで、戦闘の為に築かれたようには感じられませんでした。

2024年03月25日 ClaD次遠征は7月
峯氏(左近将監)が築いたとされますが詳細は不明な、真壁城の関連城郭です。

1辺70メートルほどの方形の主郭を幅20メートルを超える横堀が取り巻き、土塁も1メートルほどあります。東辺に平虎口があったようですが笹藪でした。

周囲の二郭を囲む堀は断片的に残っていますが、破壊されたのではなくもともと未完成で放棄されたとの説もあります。特に南西隅は比較的見やすく、塁線の折れが見事です。

城内まで舗装道が通ります。座標36.2887, 140.0548付近は路肩が広くて駐車可能、主郭のすぐ南側です。