亀熊城
亀熊城([真壁城 周辺城郭])
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亀熊城の口コミ情報
2024年05月05日 マグロ常陸介祐平
真壁城から北西に2km程の所にあり、真壁氏が真壁城に移る以前の本拠とする説もあるようです。真壁城の築城は1450年(パンフレットの記載、発掘では室町時代後半に方形の館)、伝承では1172年,文献上の初出は1341年、亀熊城の城域からは14~16世紀の遺物が出土しているようですので真壁城に移ったあとも使用されていたようです(スッキリしないですね、真壁城の築城の伝承や初出は亀熊城のこと?)。
高台のオテラヤマと呼ばれる墓地が主郭で、墓地の北側(民家の庭先、声を掛けて見させていただいた、写真1,3枚目)と西側(石材置き場の脇から入る、写真4枚目)に空堀が残っています。
城域は広さがあったようで、主郭から200m程南には、民家の庭の中に残土の山と見間違えるような大きな土塁が見られます(写真6枚目,お庭の中の写真は遠慮しておきます)。土塁の南西部分には高台に祠(写真7枚目)があり、土塁の南側に水堀が確認できます(見えにくく写真撮れない)。
オテラヤマの墓地には、古い五輪塔(写真2枚目)がありますが、遍照院にある真壁氏累代の墓碑群と形式や大きさは同様のものです。遍照院のものより古いようには感じられないため(早い時期に埋没して風化を免れた?)、一族又は真壁氏に近いレベルの領主層のものでしょうか。