道標

道標([土浦城  碑・説明板])

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道標の口コミ情報

2024年10月07日 山下相模守正成


土浦領境界石

この境界石は、江戸時代に水戸街道に面して、土浦領と他領との境界に建てられていたものです。「従是北土浦領」は現在の土浦市中村に、「従是南土浦領」は中貫にあり、それぞれ塚が築かれ、その上に設置されていました。

土浦藩主の土屋篤直(1732〜1776)が描いた「土浦道中絵図」の中にも、この境界石が描かれています。

2024年10月07日 山下相模守正成


手野町所在の道標

市内東部の手野町字新堀地内の国道354号沿いにあった道標を、同国道の拡幅工事に伴って移設したものです。
正面上方には、梵字「<カ>(地蔵菩薩)」を配し、「右 とざきむら(戸崎村)」、「中 加も村(加茂村) うしわた村(牛渡村)」、「左 すげのや村(菅谷村) 中つまぎ(中妻木)なるい村(成井村) 田ぶせむら(田伏村)」、向かって右側面には、「天明元年辛丑 四月吉日建之 手野町」と明瞭に文字が彫られています。天明元年(1781)は江戸時代後期にあたります。
この道標は、当時の手野町の人々によって建てられたものです。そこには、庶民の地蔵菩薩に対する信仰心も読み取ることができます。
※「中妻木」は、かすみがうら市深谷地内の地名です。

平成24(2012)年3月 土浦市教育委員会

2024年10月07日 山下相模守正成


市指定文化財 真鍋の道標

昭和46年(1971)7月13日 指定

この道標は真鍋坂上の水戸街道と筑波街道の分岐点にあった土浦最古の道標である。
「<サク>享保十七壬子年(一七三二)土(浦)( )人」
「<サク>右ふちう(府中、今の石岡市)水戸道」
「<サク>左きよたき(新治村清滝観音)つくば道」
とある。三面の<サク>は勢至菩薩を表す梵字で、二十三夜の月の主尊であり、この碑はその供養碑でもある。旅人を助ける道しるべを建て、その功徳によって二世(現世と来世)の安楽を願う二十三夜講の人々が建てたものと思われる。

平成八年(一九九六)三月
土浦市教育委員会

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