来迎院・多宝塔

来迎院・多宝塔([馴馬城  寺社・史跡])

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来迎院・多宝塔の口コミ情報

2024年02月01日 昌幸近江守晩秋リア旅


来迎院は永正14年(1517年)創建の天台宗のお寺です。
そして境内には推定で500年前とされる関東地方に唯一現存する最古の多宝塔が建っています。
その間、多宝塔は定期的なメンテナンスを行なってきたのですが、常陸土岐氏も関わっています。

相輪と呼ばれる塔の最高所の鉄製の装飾物に刻銘されたものによると、父・土岐美作守治頼と嫡男・土岐大膳大夫治英(はるふさ)の名があり、弘治2年(1556年)治英は「この地域では珍しい多宝塔を施主として修理を行なった」と刻まれています。
同年は来迎院を中興したとして延暦寺覚仙の名があり、民心の掌握・安定を狙い、土岐氏が招き入れたと推測されます。

【余談】
1540〜50年代は常陸土岐氏にとって転換期でした。
⚪︎主だった関東管領上杉憲政が北条氏康に追われ、長尾景虎を頼って落ち延びる。
⚪︎本家の美濃守護土岐頼芸(よりのり)が斎藤道三によって美濃を追われ土岐本家は滅亡。養子に入っていた弟・治頼に土岐家惣領職を譲り、土岐原から土岐に名字を改める。

治頼はかなりのやり手で、養子に入るや否や小田領を次々と自分の勢力下にしていきます。寺院仏閣を修復し民心を掌握。そこに土岐家惣領職という権威を手に入れる。前述の延暦寺覚仙の招聘に関しても十分顔が利いたのが想像できます。

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