羽原城

羽原城([龍ケ崎城  周辺城郭])

龍ケ崎城 に投稿された周辺スポット(カテゴリー:周辺城郭)、「羽原城」の地図・口コミがご覧頂けます。

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羽原城の口コミ情報

2025年11月24日 マグロ常陸介祐平


城主や来歴など不明なお城です。江戸時代初期の文書によると、龍ケ崎城主土岐胤倫の旧臣として、羽原村に増塩源太左衛門、森田市左衛門、木村次郎左衛門の3人の名が見られるようです。茨城県の中世城館の解説によると、台地上の城域には北側の「新地」の遺構群、中央の「城ノ内」の遺構群、南側の遺構群と城郭的構造が3箇所に分散されており、中央の「堀ノ内」が中心となり、北側の「新地」は「城ノ内」の館主の分家が取り立てられたところと考えられるとしています。

先人様の口コミにある南側の郭(Ⅰ郭)の下のスペースに車を停め、東側の道を少し登った廃屋前のカーブミラーの手前から(写真1枚目)、Ⅰ郭へと入りました。途中に過去祠があったと思われる場所が右側にあり、祠跡の裏側にはそこそこの規模のⅠ郭を囲む土塁が見られます(写真2,3枚目)。Ⅰ郭は北側より高い場所にあることがわかります。薮が凄いので、元の通路に戻り南に進むと先程の土塁の延長の虎口があります(写真4,5枚目)。郭内は狭く居館を建てるには厳しそうな感じで、近代のお墓が2基並んでいました(写真6,7,8枚目)。土岐原氏や岡見氏の家臣に見られる苗字でしたが(大野さん)、古いものでもなく、お城とは関係は不明です。。

お城は激薮と感じましたが、先人様のⅡ郭の写真はさらに激しい竹薮のようでしたので、今回はⅠ郭のみで退散しました。Ⅰ郭の遺構は、よく残っていました。

2023年01月14日 昌幸近江守更に吉


江戸崎城と龍ケ崎城とを繋ぐ街道、土岐原(常陸土岐)氏にとってはとても重要な道沿いに羽原(はばら)城は築かれました。南1キロには龍ケ崎城があり、万一攻め込まれた際は最終防衛線となる位置です。

縄張は見張り台のようなI郭と居住区のII郭(城ノ内)・Ⅲ郭(新地)に分かれていてかなり広大です。面白いのは土塁は集落のあちらこちらで見られるのに堀切がないことです。村全体を取り込み城とする“城砦都市”のような一面があったのかも知れません。

実際、羽原村には増塩源太左衛門、森田市左衛門、木村次郎左衛門の3名もの家臣が住んでいたとの記述があります(他の城はほどんと1名)。

車はI郭下あたりに広くなったスペースがあり駐車可能です。農作業車優先になる農繁期の訪問はやめましょう。

【写真の説明】
①I郭虎口。桝形虎口でした。
②I郭土塁。
③枯竹に埋もれたII郭土塁。
④II郭虎口。こちらは坂虎口。
⑤民家の庭に見えるII郭土塁。
⑥II郭と馬出しらしき遺構とを区切る土塁。
⑦II郭と馬出しとを繋ぐ虎口。薮はご愛嬌。
⑧羽原城遠景。

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