小張城
小張城([守谷城 周辺城郭])
守谷城 に投稿された周辺スポット(カテゴリー:周辺城郭)、「小張城」の地図・口コミがご覧頂けます。
※「ニッポン城めぐり」アプリでは、スタンプラリースポットとなっている3,000城それぞれの地図に、周辺城郭や史跡など、様々な関連スポットを自由に追加できます。
小張城の口コミ情報
2024年06月02日 マグロ常陸介祐平
戦国期には只越全久が城主で、天正8年(1580年)に多賀谷重経により落城しているようです。1603年になると遠江久野藩主の松下重綱(豊臣秀吉の最初の主君、之綱の子)が、築城違反による左遷として16,000石で小張藩を立藩、その後大坂の陣の功績により1623年に下野烏山に栄転し廃藩、間をおいて1679年に松平乗政が旗本から若年寄に昇格し大名となり小張藩は再立藩、1681年に奏者番となり加増を受け小諸に移封し廃藩となっています。
松平氏は、長く幕閣にあり(基本定府)、実際に在城したとは思えませんが、近世城郭的な陣屋は構えていたと思われます。
城は、小学校付近まで範囲とされているようですが、全体的に遺構は消滅しており(車で探索しましたが道が細くおすすめできません)、鹿島神社の東側の谷が堀のように感じる程度です(写真は全て鹿島神社付近)。
台地の南端に位置する高雲寺は、松下重綱の子の長綱が開基のお寺で、松下氏に関連するようなものは境内には見当たりませんが、曲輪のような雰囲気は感じます。