墓化館
墓化館([栗橋城 周辺城郭])
栗橋城 に投稿された周辺スポット(カテゴリー:周辺城郭)、「墓化館」の地図・口コミがご覧頂けます。
※「ニッポン城めぐり」アプリでは、スタンプラリースポットとなっている3,000城それぞれの地図に、周辺城郭や史跡など、様々な関連スポットを自由に追加できます。
墓化館の口コミ情報
2023年06月04日 マグロ常陸介祐平
ボッケと読みます。近年まで遺構が残っていたようですが、太陽光発電所となり遺構は消滅していました。
隣にある一色神社は、元和六年の飢饉の際に関宿藩の年貢米を載せた御用船を襲って村人に施し、処刑された幸手城主一色直朝の子輝季(兄は寄合旗本義直)を祀っています。年代も内容も現実とはかけ離れていますが、信仰として現在も語り継がれているようです(近年400年祭が行われた)。
通りの向かいにある共同墓地の墓化館主藤沼氏の墓域には、下利根川の改修工事に尽力した、備中高松(松山?)城主秋庭氏の末裔と伝わる秋庭大膳亮の供養塔があります。墓石に刻まれた家紋は三つ引両ではなく、八千代町の秋葉館の秋葉氏(江戸時代の当主は飯沼干拓に尽力)が結城氏より貰った2つ巴と同じで、年代は異なりますが秋葉氏の戦国期の当主の官途も大膳(天正15年多賀谷重経、官途状発給)と共通点が見られます。諱も宗光と常光、偶然でしょうか?
また、近くには石室が見事な県指定史跡の穴薬師古墳を見ることが出来ます。