阿久津城
阿久津城([岡本城 周辺城郭])
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阿久津城の口コミ情報
2025年03月07日 マグロ常陸介祐平
石居城、石末城、野沢城など別名の多いお城で、貞和4年(1348年)に宇都宮氏の家臣野沢若狭守により築城されたと伝わるようです。宇都宮氏と那須氏の境界近くでもあり、弘治元年(1555年)や天正13年(1585年)に戦場になっています。今残る遺構は、天正13年頃に宇都宮氏により改修されたと考えられているようです。また、近くには同じく野沢氏の城と伝わる大館(お城の名前、現在は水田の中の微高地)があり、平時は大館に居住し、阿久津城は詰め城として使用された可能性もあるようです。
台地の縁に築かれたお城で、八幡神社の石段の下に石碑が建ちます。石段の途中から北側には腰郭があり、石段を登った神社の北側には、土塁と空堀が見られます。さらに北側が主郭で、堀切・土塁・竪堀などが残るようですが、激薮一歩手前の状態で、スーツに革靴での突入は、その後の商談に影響?するため、今回は断念しました。
お城は、東北本線の線路によって分断されていますが、1993~1994年の「阿久津城跡現況平面図」を見ると、線路の西側を含めて断片的ではありますが、広範囲で遺構が残っていそうです。
八幡神社で草刈りをしていた方が、「神社は近年龍の御利益があると言う人がいて、実際に神社の背後の木が龍の形になっている」と、案内して頂きました(写真3枚目)。