カムイエカシチャシ
カムイエカシチャシ([白老陣屋 周辺城郭])
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カムイエカシチャシの口コミ情報
2024年06月22日 日和山
カムイエカシチャシ
所在地 白老郡白老町虎杖浜
分類・構造 山城
築城主・築城年 不詳(疱瘡蔓延伝承によると江戸時代中期以降?)
遺構 空堀?、平場
ポンアヨロ川河口、太平洋に臨むアヨロ鼻灯台の建つ高台がチャシコツです。国道36号から未舗装道を約1km。灯台入口にチャシの案内板があります。
カムイエカシは「神、老翁」の意味らしく、「和人と交易中、疱瘡にかかってしまった釧路方面の人々がポンアヨロに寄港した時、コタンに蔓延して死者を出し、偉い老翁まて感染してしまった。翁は病のため立つことができず、座ったまま小便をした。その頃までは女も立って小便をしていたのだが、老翁(カムイエカシ)に恐れ多いと、しゃがんで小便をたすようになったと云々」という伝承があります(「日本城郭大系」)。
周辺には、神様が尻餅をついた跡という「オソロコチ」や神様の庭の意味の「カムイミンタル」があり、海や河口の監視の役割の他、祭祀の場であったのかもしれません。
※現在のアイヌ語由来の言葉で、カタカナを小文字で書くべきところも、大文字で書いています。