東郷陣屋
東郷陣屋([真岡城 周辺城郭])
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東郷陣屋の口コミ情報
2024年10月06日 マグロ常陸介祐平
二宮尊徳関連の史跡です。
東郷陣屋は寛政11年(1799年)幕府により建設され、翌年代官の岸本武太夫が着任して改革を実施しています。
嘉永元年(1848年)になると東郷支配の山内総左衛門が真岡支配を兼務することになり、二宮尊徳が役人として陣屋に入り用水整備などに尽力しています。相馬藩士に嫁いでいた娘の文子は、親元で出産のためこの地を訪れますが、残念ながら母子ともに亡くなっています。
慶応4年(1868年)に真岡陣屋同様にこの陣屋も焼き討ちにあい、陣屋は廃されています。陣屋跡は石碑と説明板のみで、遺構は見られません。
尊徳だけでなく、岸本武太夫や山内総左衛門も優秀な官吏だったようで、岸本武太夫を祀る岸本神社が西郷地区に、山内総左衛門功徳之碑は、すぐそばの大前神社の参道に建っています。
大前神社は国の重要文化財の本殿・拝殿や日本一の恵比寿さんなど大変見どころの多い神社です。