下南摩城

下南摩城([西方城  周辺城郭])

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下南摩城の口コミ情報

2025年04月06日 昌幸近江守更に吉


(前半の城の歴史と駐車場情報は山麓遺構の回と重複します)

鹿沼市の下南摩(しもなんま)城。別名:滝尾山城とも呼ばれます。
この辺りは高木規衡が治め皆川氏に仕えていましたが、主と不和になり佐野氏に支援を求めたところ、赤見広孝が派遣され山麓に居を構え南摩氏と称します。
孫の秀村は山上に新たな城を築きますが病死してしまいます。この機を逃さなかった壬生義雄に攻められ南摩氏は滅亡しました。
壬生氏は北条氏に従いますが、同氏が豊臣氏に敗れたため壬生氏は改易、城も廃城となったようです。

下南摩城はA:山麓遺構B:山上遺構C:居館部と大別され大規模な城です。そしてAとBCで築いた時期が違う印象を持ちました。

最後にC:居館部をご紹介します。
山上遺構の主郭西側の竪堀風の道を下っていくと居館部にたどり着きます。
後世の改変がありますが、虎口や折れを伴った堀跡を確認することができます。

車は招魂社という神社の鳥居の脇に2台ほどの駐車スペースがあります。招魂社背後が城域です。以前ハイキングコースとして整備されたようです。(ただし看板は朽ちていて分かりづらい)

【写真の説明】
①正面の凹みを下っていく(落ち葉に注意)
②下ったところの削平地。居館部の最奥地にあたる。
③もう少し下ったところの段々。こちらは後世の改変がありそう。
④虎口。
⑤虎口右側の山を削った竪堀のような遺構。
⑥虎口左側は折れて堀が続いていく。
⑦もう一つの堀跡。

2025年04月05日 昌幸近江守更に吉


(前半の城の歴史と後半の駐車場情報は山麓遺構の回と重複します)

鹿沼市の下南摩(しもなんま)城。別名:滝尾山城とも呼ばれます。
この辺りは高木規衡が治め皆川氏に仕えていましたが、主と不和になり佐野氏に支援を求めたところ、赤見広孝が派遣され山麓に居を構え南摩氏と称します。
孫の秀村は山上に新たな城を築きますが病死してしまいます。この機を逃さなかった壬生義雄に攻められ南摩氏は滅亡しました。
壬生氏は北条氏に従いますが、同氏が豊臣氏に敗れたため壬生氏は改易、城も廃城となったようです。

下南摩城はA:山麓遺構B:山上遺構C:居館部と大別され大規模な城です。そしてAとBCで築いた時期が違う印象を持ちました。

続きましてB:山上遺構をご紹介します。
山麓遺構からの堀切や食い違い虎口を越えて山上に到着します。縄張りは4つの郭しかありませんが、山麓遺構と比べてそれぞれ広く、虎口も大きいです。折れを伴った横堀や石積みもあります。ここを築いたのは壬生氏で最終的に北条氏に従いましたから、北条流の築城法とも受け取れますね。

車は招魂社という神社の鳥居の脇に2台ほどの駐車スペースがあります。招魂社背後が城域です。以前ハイキングコースとして整備されたようです。(ただし看板は朽ちていて分かりづらい)

【写真の説明】
①山麓から山上へ向かう途中の堀切と土橋。
②2郭から主郭へ。ゆったりと大きな坂虎口。
③3郭と主郭の下を走る横堀。折れを伴う。
④敵の襲来を映したと言われる鏡岩。
⑤主郭下の弧を描く横堀。
⑥主郭北側の郭にある石積み。
⑦2郭から主郭を見る。

2025年04月02日 昌幸近江守更に吉


鹿沼市の下南摩(しもなんま)城。別名:滝尾山城とも呼ばれます。
この辺りは高木規衡が治め皆川氏に仕えていましたが、主と不和になり佐野氏に支援を求めたところ、赤見広孝が派遣され山麓に居を構え南摩氏と称しました。
孫の秀村は山上に新たな城を築きますが病死してしまいます。この機を逃さなかった壬生義雄に攻められ南摩氏は滅亡しました。
壬生氏は北条氏に従いますが、同氏が豊臣氏に敗れたため壬生氏は改易、城も廃城となったようです。

下南摩城はA:山麓遺構B:山上遺構C:居館部と大別され大規模な城です。そしてAとBCで城のつくりが違う印象を受けました。

今回はA:山麓遺構をご紹介します。
縄張りは主郭の周りを多くの腰郭で固め、登城路は虎口が連続し、竪堀を堀り郭間の往来を困難にしています。また主郭背後の堀切は竪堀として麓に落ちると城を囲むような横堀となりとても豪快です。
連続虎口は皆川領の諏訪山城(西方城の周辺城郭)を、竪堀の配し方や豪快な横堀は皆川城を連想し、皆川氏時代のものが色濃く残っていると思いました。

車は招魂社の鳥居の脇に2台ほどの駐車スペースがあります。階段を上がり招魂社背後が城域です。以前ハイキングコースとして整備されたようですが、看板は朽ちており道順は分からなくなっているのでご注意ください。

【写真の説明】
①主郭から落ちてきている竪堀。
②腰郭の横堀はハイキングコースとなった模様。
③主郭虎口。片方は櫓が建っていたか。
④主郭背後堀切。
⑤主郭横堀が開口。
⑥主郭背後に大きな堀切がもう一条。
⑦その堀切は城を囲むように横堀となったかと思えば、
⑧90度に折れ更に下っていく。

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