長勝寺構・枡形

長勝寺構・枡形([弘前城  寺社・史跡])

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長勝寺構・枡形の口コミ情報

2025年10月14日 長森原


弘前城西南部の外郭・長勝寺構は、1610年に二代藩主津軽信枚が城下防衛を目的としてこの地に寺社を集めたことに始まりました。

弘前城が建つ緩やかな舌状台地の付け根部分を、禅林街で東西方向にブロック、さらに南北方向に水堀と土塁を築いて組み合わせ、道には枡形を設けて台地側からの敵の侵入を防ぐ構造になっています。

弘前城は現存天守で有名ですが、長勝寺構や新寺構などの弘前城の外郭を見てまわるのも、築城者の城下町全体の防衛構想を伺い知る事ができて面白いです。
城郭の痕跡を辿ることは、何百年も前の築城者の思考を読み解き、追体験する事に他ならず、城めぐりをする上での醍醐味ですね。

写真
① 長勝寺構の枡形の遺構。水堀は埋められ、北側土塁の一部が消防団(現・茂森会館)の建物で削られ消滅していたが、その他は比較的よく南北の土塁が保存されていた。
② 1644年作成の「津軽弘前城之絵図」に描かれている長勝寺構の枡形と水堀・土塁、禅林街。
③長勝寺から枡形まで伸びる禅林街の道筋。両脇の寺院群は、有事の際は防衛拠点となる。
④ 弘前天満宮境内から望む長勝寺構の北側土塁。
⑤⑥弘前天満宮への通用路として土塁に穿たれたトンネル。後世の改変ですが土塁の厚みと高さを実感できます。

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