大網山城
大網山城([唐沢山城 周辺城郭])
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大網山城の口コミ情報
2022年03月26日 昌幸近江守晩秋リア旅
大網山(おおあみさん)城は、唐沢山城の南東1.5キロメートルに位置しています。築城年代や城主・居住者は分かっていませんが、現在の遺構は戦国時代のものと考えられ、唐沢山城南方を警護・監視する役目を担っていたことでしょう。
主郭とニ郭を中心に、南北に連なる尾根には南側と北側にそれぞれ2カ所の堀切を確認することができます。
登城について
私は東側(韮川町側)から登り、先人は西側(富士町側)から登ったとのことです。
はっきり言って私は選択を誤りました。東側からは登城をおすすめしません、というか登城しないでください。遭難の可能性もあります。
西側からでしたら、きちんと道があるようですよ。
【写真の説明】
①南側の堀切1。土橋が架かる。
②南側の堀切2。
③馬出しのような削平地からニ郭虎口を見る。
④主郭虎口。坂虎口となっている。
⑤北側の堀切1。主郭背後に位置するため切込は非常に深い。
⑥主郭
⑦遠景。右上の一本松が主郭。※ここからは登城しないでください。
⑧唐沢山城から見る大網山城。奥の尾根、中央の一本松が主郭。
2021年03月14日 [銀英1]唐沢山下野守秀郷
大網山城は唐沢山城の南東にある出城(砦)で皆川氏、小山氏(北条)への押さえのようです。築城年代はっきりしませんが、足利忠綱の弟の忠行がこの地に住み富士氏となった頃では?
この城の南方には、佐野家重臣の城跡(居館跡)が多数、大貫越中守、小倉氏、野城氏、富士氏などあり、氏忠時代の中心地だったようです。
北側、畑の脇の山道を進むと大きな溜め池が3つ、さらにその沢を進むと尾根に登る道に続きます。尾根に出て北上、浅い堀切と土橋、さらに堀切2本目。郭らしき平地は2つあるが、小さく館は無理かも。展望は良く、砦、見張り台には最適です。
北東に一段高い山頂がありそこが本郭と思っていたのですがのこにしたのは何か理由がありそうです。
ここに限らず松の木がたくさん枯れている光景をあちこちで見かけます。近年の気象異変の影響でしょうか?なんとも言えない気持ちになりました。
登山口⁉️の近くの畑にあった看板(大網殿とのはやはり、富士氏でしょうか?)にちょっとホッコリして、少し気分回復?の帰り道でした。