大中寺
大中寺([皆川城 寺社・史跡])
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大中寺の口コミ情報
2024年06月06日 昌幸太閤耳川の戦い
太平山南麓にある大中寺は、はじめ真言宗の寺として久寿年間(1154~1155)に建てられましたが、その後、快庵妙慶禅師(かいあんみょうけいぜんし)が延徳元年(1489)に曹洞宗の寺として再興しました。
6世住職快叟(かいそう)が叔父だった縁で、上杉謙信はこの寺を厚く保護し、永禄4年(1561)焼失していた伽藍の修復を行いました。永禄11年(1568)謙信が関東の覇権を争っていた北条氏康と和議を結んだのもこの寺です。
そして徳川家康の信任を受けたこの寺は、江戸末期まで、曹洞宗寺院の管理にあたる三寺院(これを関三刹という)の筆頭の寺として天下に号令する地位にあり、江戸品川に宿所を置いて事務をとりしました。
また山門は江戸時代に皆川城の搦手門を移築したと伝わります。
歴史の通り古刹の威厳漂うお寺でした。
参道沿いの紫陽花が花を咲かせ始めていて綺麗でした。これからもっと綺麗になるはずです。
今回見逃してしまいましたが、「大中寺の七不思議」というのが伝わり、境内7箇所に説明板が設置されているそうです。次はそれも見に行こうかな。
【写真の説明】
①参道
②皆川城の搦手門の移築とされる山門。
③本堂1
④本堂2。一本の木から造った彫刻物が印象に残った。
⑤参道の巨杉