東国見・西国見地区(土橋跡)
東国見・西国見地区(土橋跡)([阿津賀志山防塁 遺構・復元物])
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東国見・西国見地区(土橋跡)の口コミ情報
2019年06月02日 ああ福島県大膳大夫城弾正
国道4号南側、町道110号(旧国道4号)の地区は西側が急崖になっており、旧奥州街道、平安時代の東山道(奥大道)がこの付近を通っていたとされてきた。発掘調査により、近年に埋められた開口部の石垣の箇所にトレンチを設定した所、土橋が検出された(写真、分かりづらいが、奥に石垣がある手前付近)。
また、この開口部から国道4号に向かった堀から通路跡(SF12通路跡)が検出され、遺構からこの通路は防塁成立以前の平安期に機能していたと考えられる。この通路の路面幅は約6m平均(唐大尺で20尺幅)であり、規模から古代の東山道の可能性が高い(写真)。
また、第15次調査では、この通路跡の東側から、幕末まで機能した旧奥州街道(SF55)が検出されている。
※なお、スポット名(阿津賀志山防塁地区名)は国見町教育委員会、文化財調査報告書の地区名に準ずる