湯長谷藩館

湯長谷藩館([磐城平城  周辺城郭])

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湯長谷藩館の口コミ情報

2025年09月03日 マグロ常陸介祐平


2014年に佐々木蔵之介の主演で話題となった映画「超高速!参勤交代」の舞台となった湯長谷藩の陣屋です。磐城平藩主内藤忠興の三男政亮が寛文12年(1670年)に1万石を分知され湯本藩を立藩し遠山を名乗ります。延宝4年(1676年)になると、藩庁を湯長谷に移し陣屋及び城下町を建設し湯長谷藩が誕生します。

政亮は、増上寺の法要の際に、永井尚長を刺殺した内藤忠勝(同族ではない)を取り押さえたことで二千石を加増、さらに大阪定番に就き河内で三千石を与えられ、一万五千石となっています。遠山の姓から3代政貞の時に内藤に戻しており、本藩が延岡に移っても、湯長谷藩内藤氏はこの地に残り、廃藩置県を迎えています。

湯長谷藩は養子相続の多い藩で、6代藩主貞幹は、紀州藩徳川宗直の6男です。戊辰戦争では、奥羽越列藩同盟に加盟し、新政府軍に攻略され、藩主政養は仙台に逃れ降伏し、千石を召し上げられて謹慎処分となっています。

陣屋はほぼ単郭で、磐崎中学校の敷地となっていますが、説明板の背後から熊野神社の裏側にかけて水堀が残っています。水堀の後ろには土塁もあるようですが、水堀ごと草に覆われておりよく分かりませんでした(写真1~3枚目)。

説明板には戦国期の館跡に築かれたと書かれていますが、誰の館だったのかは、ネットでは調べることができませんでした。Googleマップでは、中学校の東側約150m程のところに湯長谷城跡の位置登録がありますが、こちらもよく分かりません(先人様が位置登録、口コミ・写真なし)。

陣屋の南側に隣接する熊野神社には、土塁や虎口状のものが見られ、切り通しで折れの見られる参道は、一般的な参道とは趣が異なり、どことなく城郭遺稿的な雰囲気を感じます(写真4~7枚目)。また、参道の東側には沢とは異なる感じの竪堀状の溝が見られますが(写真8枚目)、なんでも城郭構造に見える病気にかかっているのかもしれません。

短い区間ですが、麓の通りは城下町の雰囲気を感じます。

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