称念寺

称念寺([二本松城  寺社・史跡])

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称念寺の口コミ情報

2019年10月13日 野呂利左衛門督休三


文治元(1185)年に創建されたと言われます。当初は「松念寺」の名の法相宗の寺でしたが、弘安三(1280)年に一遍(初代遊行上人)が来訪した際に住職が時宗に帰依し、称念寺に改めたとされます。
応永二十(1413)年頃に奥州探題の畠山満泰が二本松城を築城した時にその中腹に移されたそうです。
天正十四(1586)年に畠山氏が滅亡した際に高森に避難しますが、後に丹羽光重が二本松城下を整備する際の延宝三(1675)年頃に現在の場所に再興しました。

寺には畠山氏の歴代と、畠山義継とともに粟の須の戦いで討死した23人の家臣が祀られた墓所や、市指定有形文化財の浮彫阿弥陀三尊来迎供養塔墓(南北朝末期か)があります。
また安達三十三観音の二十番でもあります。

福島市の宝林寺の伝えでは時宗の真教(一遍の弟子で2代目の遊行上人)によって宝林寺、桑折寺(桑折町)とともに永仁五(1296)年に創建されたとされています。
畠山義継没後に一度廃寺になり、その際に位牌や寺宝は宝林寺に移されたということになっています。

[参考]
由緒書看板
二本松市観光連盟「称念寺」
福島市ふくしまWeb案内人「5.宝林寺」

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