大隣寺

大隣寺([二本松城  寺社・史跡])

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大隣寺の口コミ情報

2019年10月05日 野呂利左衛門督休三


寛永四(1627)年に丹羽長重が父の長秀の菩提寺として白河(福島県白河市)に創建した寺です。長重が棚倉(福島県棚倉町)から白河に転封になった時です。その16年後に丹羽家(当主は次代の光重)は二本松へと転封となり、同寺もいっしょに移転しています。
移転当初は二本松城下の東の現在の遍照尊寺がある場所でしたが、承応二(1653)年に向原(東北本線の南側。大手門跡のある久保丁坂の向かい。大壇口古戦場近くに向原交差点があるが、そことは違う)、寛文二(1667)年に現在地へと移転が繰り返されています。
本堂は文化八(1811)年のものですが、江戸時代の建物はこれと経蔵のみです。かつては山門もありましたが、明治になっての資金難で売却されています。
この本堂向かって左に二本松少年隊の墓、裏山の中腹に丹羽家歴代の墓があります。
また市指定有形文化財の丹羽家歴代の肖像が伝わっています。長秀、長重に丹羽家二本松初代の光重から九代長富までの11名12幅です。束帯装束の画像全員分に加え、長重のみ甲冑像があるため一幅多くなっています。

2019年10月05日 野呂利左衛門督休三


[丹羽家墓所]
本堂向かって左側に沿って参道が続きます。まず、最初に当たるのが幕末の先代当主の九代長富(慶応二=1866年死去。戊辰戦争の二年前)の墓です。幕末の当主は長富の子の長国ですが、長国以降の当主の墓は東京になります。
続いて、歴代の実母の隠墓群があります。当主は名目上、正室の子とされていたため、実母を陰ながら供養するために建てられたものです。
その後は歴代当主の墓で、手前から八代長祥、四代秀延、三代長之、六代高庸、五代高寛、初代光重(参道からは正面中央の位置)、七代長高と続いています。二代の長次は江戸で亡くなったため泉岳寺に葬られました(現在は青山墓地に改葬)。
なお、この寺を創建した長重の墓は白河の円明寺(地名です)にあります。

2019年10月05日 野呂利左衛門督休三


[二本松少年隊の墓]
ここに隊長の木村銃太郎と副隊長の二階堂衛守を初めとする大壇口での戦死者が葬られています。毎年7月28・29日に墓前祭が執り行われています。

2019年10月05日 野呂利左衛門督休三


[二階堂衛守と岡山篤次郎戦死の地 ]
大壇口から撤退した少年隊はこの寺の門前で新政府軍の攻撃を受けます(最初のみが一斉斉射で後は威嚇射撃だったとも)。この時に副隊長の二階堂衛守が即死、隊士の岡山篤次郎が重傷を負い、その日のうちに亡くなっています。

二階堂衛守は家老の大谷信義の次男とされる人物で(異説を記す文献もあるそうだが、大谷一族であることは間違いないらしい)、二階堂姓は藩主に気に入られた衛守が名乗ることを許された先祖の姓名です(いつからか不明だが安政五[1858]年には名乗っていたらしい)。
江戸詰や郡山に住むなど二本松城下にいることは少なく、郡山に住んでいた理由も現在は不明など解明することが多い人物だそうです。藩での役職も編纂物で異同があります。少年隊での役割も副隊長ではなく、世話係だったようです(そもそも副隊長という役職はなかったらしい)。
大壇口で負傷で動けなくなった隊長の木村銃太郎をその頼みで介錯した後、退却の途上の大隣寺前で、すでに寺を占拠していた新政府軍の攻撃を受けて戦死しています。墓は大隣寺です。
大谷家は鎌倉幕府の有力御家人の二階堂家の尾張に住んだ庶流で、戦国時代には丹羽家に仕えていました。戦国後期から江戸初期に活躍した大谷元秀は長秀・長重父子に仕え、観音寺城の戦いで初陣、大坂夏の陣まで数々の戦いに参加しています。佐々成政との戦いでは成政の家臣の佐々隼人を討ち取りますが、この時に隼人から奪った槍が後に丹羽家の持槍となる笹切だそうです。丹羽家が慶長五年の動乱で改易になっても、元秀は長重に付き従い、御家再興後は幕府への領民の越訴で申開きをして勝つなど家中で重きを置いています。

岡山篤次郎は木村銃太郎の最初の門下生です。市内の蓮華寺に藩主に墓があります。

[参考]
大隣寺ホームページ
Privatter「二本松藩人物紹介#2 二階堂衛守」
青空亭「人物紹介 二階堂衛守信近」
Wikipedia「大谷元秀」

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