寺山館
寺山館([棚倉城 周辺城郭])
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寺山館の口コミ情報
2023年05月21日 鶏系男子下野守智ぞう
調子に乗って城跡入り口近辺まで車でいきましたが、広くなってて車止める場所はありましたが、ぬかるみ酷くて帰りに車脱出に手こずりました~😁
付近の下流公民館の駐車場に止めて歩くのがベストです。
城内には案内板が沢山あり、主郭までは縄張り図なくともいけます
2022年12月30日 気分爽快豊後守
夏に東側から登城を試みるも、どこが登り口かわからず断念したが、口コミ情報から北西から登れることがわかり再チャレンジし、無事登城。
広大な城域と、聞きしに勝る二重堀切には驚くばかり。時間をかけてゆっくり探索したい城です。
①北西登り口からの枡形
②鋭い切岸
③主郭から南につながる尾根道
④土塁で囲われた主郭
⑤主郭北東の深く長い堀切
⑥主郭寄りの二重堀切
⑦二重堀切を東から
⑧堀切越しの主郭
2022年02月27日 【】修理大夫こーへー
【歴史】
★主郭の現地歴史看板には白河結城氏による築城、佐竹氏による改修とされ、天正十八年に廃城とされる。日本城郭大系には蛇頭館と記載されているも詳細不明。
★佐竹氏の南郷進出支配四城のひとつ。
【遺構】
★多重堀切、竪堀、虎口、土塁、曲輪等
【写真】
①北側山麓の登城口、矢印に従って行けば主郭へ。
②折れ虎口、土塁
③連続竪堀?、切岸
④折れ虎口、切岸上は曲輪群
⑤主郭、内枡形虎口、天正年間後に改修?
⑥〜⑧桁違いの多重堀切、二重堀切
【感想】
★歴史群像や廃城をゆく5(一部紹介)で記載されている佐竹氏改修による山城。近年の整備で北側尾根、主郭はある程度整備されていますが城郭の規模(範囲)が広い為、南側、西側尾根、出城に関しては冬でも完全にヤブと倒木、崖の連続なので訪城の際はご注意を!福島県屈指の見所満載の山城です。
2022年02月24日 マグロ常陸介祐平
寺山館の名称ですが完全な山城です。つづら折りの山道を登り、細い尾根を進み突き当たりの切岸?を回り込むと主郭に出ます。虎口、土塁、堀切が確認できます。ふもとには元日向延岡藩主の高橋元種の墓があります。
2021年04月12日 龍馬太閤【備中の麒麟児】
福島県の棚倉町にある寺山館♪山麓に館跡を持つ城郭は佐竹氏城郭の最終形態だと思う位にその土木量は凄まじいです♪多く城郭を見てきましたがこれ程までに気迫溢れる力強い二重堀切は見た事ありません☆歴代TOP5には間違い無く入ってきます☆
寺山館は別名蛇頭館とも呼ばれている中世の山城です♪戦国時代は白川結城氏が築城しました♪往時は深谷伊豆守が城代でした☆
常陸国側から北進する佐竹氏が落城させていく訳ですが街道の真逆で北側に構える赤館を落とす為の白河結城氏と何よりも仙台の大大名・伊達政宗に対する前線基地として使用され続けました☆結果的に佐竹氏は赤館を攻略し南郷も制圧☆赤館・寺山館・羽黒館・東館をもって南郷衆を組織していきました☆
最後は豊臣秀吉の命令により廃城となりました☆
現在城郭は郭や虎口、土塁に堀切、土橋等、遺構が明確に残ります☆特に本丸北東の尾根にある二重の堀切は他の城郭遺跡に類を見ない大規模なモノを持ちます☆
コレは南郷、更には北進をしたかった佐竹氏の会心の改修が入っているとしか思えないエグい防御施設を備えています☆伊達政宗を何とかして追い返したかった気持ちが強く出ている☆そんな城郭です☆主郭より北側に遠く仙台へ向けた巨大な二重堀切がそれを物語ります☆