白河神社
白河神社([白河関 寺社・史跡])
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白河神社の口コミ情報
2024年09月13日 池田紀伊守信輝
関東と奥州の境である白河の関跡に白河神社があり、関の明神、二所関明神とも呼ばれています。起源は成務5年(315年・古墳時代)に遡り、白河国造・鹽伊乃自直命(しほいのこじのあたい)を祀ったのが始まりだと言われています。境内には、白河藩主・松平定信公の考証によってここが白河関跡であるとされ寛政12年(1800年・江戸時代)に建てられた関跡碑のほか、平兼盛や能因法師が詠んだ古歌の碑があります。治承4年(1180年・平安時代)には、源義経が兄・頼朝の挙兵を知り鎌倉に向かう道中に詣で、境内の松に矢を立て勝利を祈願したと伝えられています。「矢立の松」とよばれ、今は小さな根元のみの姿となって残っています。また鎌倉時代初期、藤原家隆が奉納したといわれる推定樹齢800年の「従二位の杉」が八方に枝を広げて聳え立っています。境内は、特別史跡名勝天然記念物に指定されています。