奥州街道・渡河点

奥州街道・渡河点([白河小峰城  その他])

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奥州街道・渡河点の口コミ情報

2023年06月24日 長森原


写真①②
白河の地は江戸と陸奥を結ぶ奥州街道が通過しており、江戸時代の白河小峰城は、将軍の住む江戸を北方から守り、東北の外様大名に睨みを利かせる役割を負っていました。
そのため、初代藩主・丹羽長重は幕命により白河小峰城の城郭の大改修を行い、阿武隈川の流れを変えて城郭の北の守りとし、北方からの攻撃を想定した城を作り上げています。

城下を通過する奥州街道は、白河小峰城の南面と東面の堀沿いを何度もクランクさせながら通しており、北へは鎮護神山石垣の脇から阿武隈川を渡らせ東北に向かわせていました(現在の田町大橋がある地点)。
おそらくこの渡河点が、白河小峰城下で最も重要な防衛ポイントであったと察せられます。

写真③④
実際に奥州街道の渡河点に行って、阿武隈川北岸から白河小峰城の防備がどのように見えるか確認してきました。
判ったのは本丸の三重櫓は、街道渡河点の位置も計算に入れて建てられている事です。予期していた以上に、三重櫓から「こちらを見られてる感」が強くて驚きました(写真③)。
実際、三重櫓の最上階に登った際には、東面の狭間から渡河点周辺がよく見渡せました(写真④)。

写真⑤
北から奥州街道を南下した場合、阿武隈川を渡ってすぐ目に飛び込んでくるのが白河小峰城の北の守りの鎮護神山石垣です。
丹羽長重が築いた長大な石垣で、前面の緑の野原になっている所が往時の水堀です。
複雑な折れ等の技巧は見られませんが、雄大で威容が感じられました。
参勤交代などでこの白河を通過した東北の大名達が、必ず目にした石垣です。

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