関川寺館
関川寺館([白河小峰城 周辺城郭])
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関川寺館の口コミ情報
2023年05月06日 マグロ常陸介祐平
鎌倉時代後期に白河結城氏の居館として築かれたと考えられており、関川寺の西側に高さのある土塁と空堀が見られます。土塁の高さから、戦国末期の特徴もみられるようです。2枚目の写真は虎口ではなく、土塁を削った通路ですが、高さを感じられます。
墓域には、結城宗廣の墓があります。
2020年02月08日 DATE兵部卿梵天丸政宗
白河市指定史跡。平成27年3月30日指定。
関川寺館跡は、現在の関川寺から白河市役所にかけて存在した中世の館跡です。
関川寺の西側から北西部分には、土塁跡と空堀跡が現存しています。館跡の形態は、江戸時代後半に描かれた「奥州白河城下絵図」の記載から、谷津田川の河川段丘を利用した、方形居館であったと考えられます。館の規模は、東西約220m、南北約180mと推定されます。残存する空堀は、幅15〜20m、土塁との比高差は最大で約10mになります。
年代は、遺構の形態から、鎌倉時代後期に白河結城氏の居館として築かれたことが始まりと考えられていますが、残存する土塁が際立って高く、戦国時代の終わり頃の特徴も見ることができます。
白河結城氏の館の様相を明らかにし、白河の中世史を解き明かす上で重要な遺構です。
(説明板より転記)