一宮砦
一宮砦([牧野城 周辺城郭])
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一宮砦の口コミ情報
2025年07月21日 尾張守たまきち
永禄5年(1562)、本多百助信俊が築城。今川義元が桶狭間の戦いで戦死した後、信俊は松平方についた。永禄7年、(1564)今川氏真がこの砦を包囲した際、松平元康(家康)が救援するため3千の兵で篭城した兵を救い、翌朝には岡崎へ帰還したという。この話は『家康一宮の後詰』と呼ばれて語られている。
一宮砦は三河国一宮である砥鹿神社の南方にあり、豊川による段丘の東端に築かれていた。
現地を訪問したところ、周囲は宅地となっているが、主郭と思われる曲輪は比較的良好に残っていました。西の道路に面して大きな枡形虎口があり、部分的に土塁も残っていました。空堀も残っているとの事でしたが、竹藪に阻まれて見つけられませんでした。
2020年09月08日 しんこう
【指定史跡】市指定史跡
【遺構】曲輪、枡形虎口、土塁、空堀
【歴史】徳川家康の武勇伝の一つ「一宮の後詰」の砦。桶狭間の戦いの後、永禄年間(1558~1569)、今川氏真は牛久保城に着陣して、松平方の本多信俊等が守る一宮砦を大群で包囲。松平元康(徳川家康)は、小勢でその攻囲を突破し砦を救援したとされています。(現地案内板より)
【感想】往時は複数の曲輪があったようですが宅地や畑地に変わり今では主郭のみ。土塁を伴う小規模な桝形虎口が残存していて楽しめます。段丘側の土塁は良好に残っており、また南北の空堀も残存しているようですが十分に鑑賞できず心残りでした。