中城

中城([飯櫃城  周辺城郭])

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中城の口コミ情報

2021年10月15日 昌幸近江守雪舟接収計画


千葉氏宗家・千葉胤貞が築いたとされる中(なか)城。それ以上の詳細は不明です。

現在の見学用登城口は、当時もメインの登城路のようで主郭に繋がります。
主郭は内桝形虎口が2箇所あり、一方はかなり大きく、大手・搦手と分けていいのではないでしょうか。
そして、主郭の大きさに不釣り合いな腰郭が南北2箇所も普請されています。特に北側は畝があったことも確認されているようです。これは、中城が北条氏の影響を受けながら、戦国時代まで使用されていたことの証明になるのではないでしょうか。

駐車場なし、道の駅多古のレンタサイクルで訪城しましょう。少し離れていますが、電動アシスト付きなので、さほど苦労しないと思います。

【写真の説明】
①腰郭と繋がる虎口。目の前が主郭。
②振り返り登城口を見る。ここも郭。
③主郭。
④主郭の大きな虎口(大手)。内桝形になっていて写真右上から折れて左上へ入る。
⑤主郭の小さな桝形虎口(搦手)。
⑥北側の腰郭。畝があったという。
⑦南側の腰郭にある虎口のような凹み。
⑧南側の腰郭。虎口と合わせて考えると馬出しとして使っていたのでは?

2021年05月19日 国府左京大夫城介


千田荘の中心に位置する千葉胤貞の居城

【歴史】
鎌倉末期から南北朝時代に、千田荘(現在の多古町)を領していた千葉宗家の千葉胤貞が築城したと伝わる。
遺構の状態から、戦国時代にも改修が施されている。

【遺構】
道の駅多古から北東に約1.9kmに位置し、比高20mほどの台地に築かれています。
主郭を中心に、周囲を腰曲輪を配置している。主郭に入る虎口は3ヶ所あるが、どうやら一つは後世に造られたものらしい。特に、南東側の虎口は、内枡形の形状をしており、戦国期の築城技術が取り入れられている。また、主郭は切岸加工を施しており、腰曲輪から直接登れないようにしている。
また、この近くには紫陽花で有名な日本寺(にちほんじ)や妙興寺などの千葉胤貞が帰依していた日蓮宗の寺院があります。

【感想】
他の多古にあるお城(多古城や並木城)と比べると、シンプルな造りに小ぶりではあるが、虎口や切岸などで容易に敵を侵入を防ぐなどの要害性の高い城です。また、登城口側の台地とは元々地続きではあったようですが、切通により、台地を切断しています。この切通もかなりのもので中城の一部と言ってもいいかもしれません。
多古城郭保存活用会によって城内は綺麗に整備されており、遺構は極めて見やすい状態になっています。

【アクセス】
道の駅多古から自転車で約10分ほど。
登城口近くに駐車するスペース有。

【写真】
1:登城口
2:切通
3:腰曲輪の虎口
4:腰曲輪(北側)
5:腰曲輪(南側)
6:標柱
7:枡形虎口(南東)
8:主郭内の土塁

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