斎宮城(さいくうじょう)

斎宮城 投稿者:のんちゃん兵部卿さん

城郭基本情報

名称(よみ) 斎宮城(さいくうじょう)
所在地 三重県多気郡明和町斎宮
天気情報

11/22(金) 降水確率:20%
19℃[+1]9℃[±0] 詳細

地図 マップ周辺の城NaviConYahoo!カーナビ
分類・構造 平城
築城主 野呂三郎
築城年 弘治元年(1555)
主な城主 野呂三郎
遺構 消滅
再建建造物 碑、説明板
斎宮城は、現在の竹神社境内にあったとされる城。

『勢陽雑記』(明暦2年(1656)成立)によると、「弘治元年(1555)に野呂三郎が徳政を求めて一味と城砦を築いて立て籠もったが、国司北畠氏によって討伐された」とされている。

『明和町史(昭和47年版)』では、この時野呂三郎らが立て籠もった城砦が斎宮城であるとしている。また、『勢州軍記』(寛永15年(1638)成立)にも同様の記載があり、「斎宮城」という記載が見られる。これらの記述が現在の斎宮城跡に結びついているものと思われる。ただし、一部の解説などに神社境内の石垣が斎宮城に伴うものと説明するものもあるが、根拠に欠く記載で城としての遺構は残っていない。

斎宮城の立地する場所は、西側の祓川を渡河し東に向かう伊勢街道など三本の道路が集中し、さらに伊勢街道から分岐して南の田丸城へ至る「田丸道」の分岐点となる、交通上重要な位置だった。また、『氏経卿引付』によると斎宮付近には関所が2ヵ所置かれていたことがうかがえる。

関所について、『明和町史斎宮編(平成17年版)』では、斎宮城のあったとされる竹神社地点が前述のとおり交通を規制するに格好の場であるため、関所であった可能性を指摘してる。つまり、中世にあった関所施設の存在が、伝承の中で「斎宮城」に変化したのかもしれない。あるいは、野呂三郎らは既存の関所施設を転用して一時的に城砦として立て籠もったのかもしれない。

情報提供:明和町文化観光課



城郭口コミ


2024/04/01 16:11ショウちゃん
斎宮城:斎宮跡周辺地域は、かつて皇族女性[斎王]が暮らしていた場所です。1555年に野呂三郎らが徳政を求めて城塞を築いて楯籠もったが、北畠氏によって鎮圧されたという。

2024/01/07 06:37ケン
斎宮城:お城の前にオサレなカフェがありました。下城後にどうぞ。

城郭攻略情報


2023/06/18 12:24
あざらし肥前守
多気郡明和町斎宮、さいくう平安の杜。(❜18・6攻略)
2023/05/27 17:32
cookey式部卿
徳和駅
2023/05/20 14:14
池田紀伊守信輝
東松阪駅にて攻略可能
2022/01/22 18:36
むーちゃん左兵衛尉
国道23号線へんば餅宮川店付近で田丸城と一緒に攻略できました。
2021/09/02 15:29
琉球守風のこうちゃん播守
JR紀勢本線「徳和」→「多気」駅間で攻略!!

城主争い

来月度の城主争い戦況

 1位 junさん 158

 2位 MAROさん 137

 3位 かなちゃんさん 80

斎宮城の周辺スポット情報

 史跡斎宮跡概略図(碑・説明板)

 斎宮城跡石碑(碑・説明板)

 平安の杜西トイレ(トイレ)

 駐車場(駐車場)

 駐車場(駐車場)

 竹神社参拝者用駐車場(駐車場)

 駐車場(駐車場)

 

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