にっぽん!歴史鑑定
2017年12月25日22時00分
[放送日時]
12/25(月)22:00~22:54
[テーマ]
江戸時代最後の天皇と幕府の崩壊
[概要]
今回は江戸時代最後の天皇・孝明天皇を取り上げる。
開国を迫る欧米列強が度々来航し、安政の大地震やコレラの流行が発生。
そして倒幕を企む勤皇の志士達。
未曾有の国難が次々に襲いかかって来る激動の時代に、天皇はどのようにして立ち向かっていったのか?
[番組詳細]
三つのキーワード『前代未聞』『妹・和宮』『尊王攘夷派』を基に、 孝明天皇とはどんな天皇であったのかを解き明かして行く。
①『前代未聞』
開国か?攘夷か?揺れ動く幕府に意見した孝明天皇。
なぜ前代未聞の天皇と言われるのか?
当時の天皇と幕府の関係、さらには天皇としての想いとは?
②『妹・和宮』
孝明天皇の妹・和宮と14代将軍徳川家茂との世紀の結婚。
なぜ皇族が、武家である将軍家へ嫁がなければならなかったのか?
その裏には、知られざる兄妹愛があった。
③『尊皇攘夷派』
尊王攘夷派とは、「天皇を尊び、開国を迫る欧米諸国を打ち払う攘夷を主張した人々」のこと。
孝明天皇自身も、頑なに攘夷を唱えた人物でもあった。
ところが、孝明天皇は味方のはずの『尊王攘夷派』をいきなり追放してしまった。
一体なぜ?
そしてそのことで、孝明天皇に悲劇が襲いかかることになる。
幕末維新史は、様々な人達の思惑が複雑に絡み合い分かりにくいが、天皇という立場から見ていけば、かなり理解しやすくなる。
ナビゲーター:田辺誠一
投稿者:
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