NHKスペシャル シミュレーション~昭和16年夏の敗戦~
2025年08月16日21時00分
NHKスペシャルが終戦80年の夏に送る、実在した総力戦研究所に着想を得たドラマ「シミュレーション~昭和16年夏の敗戦~」。
2025年8月16日(土)・17日(日)の2夜連続・夜9時~放送決定!
猪瀬直樹のロングセラー「昭和16年夏の敗戦」を原案に、主人公・宇治田洋一(うじた よういち)(研究員)役に池松壮亮を迎え、日本映画界の旗手・石井裕也監督が初めて戦争ドラマに挑む。
真珠湾攻撃の8か月前の1941年4月、首相直属の“総力戦研究所”に日本中から集められた若きエリートたち。模擬内閣を作り、出身官庁や企業から機密情報を集め、日本がアメリカと戦った場合のあらゆる可能性をシミュレートしていく。そして“圧倒的な敗北”の結論を手にした若者たちは、開戦へ突き進む軍や本物の内閣と対峙(たいじ)する!
※総力戦研究所の所長及び関係者はフィクションとして描かれています
【あらすじ】
昭和16年4月。平均年齢33才の、多くの若きトップエリートたちが緊急招集された。軍人・官僚・民間企業から選抜された彼らは、将来の日本のリーダーとなるべき人材を養成する目的で新設された総理大臣の直轄機関「総力戦研究所」に参加することになったのだ。その目的は、軍事・外交・経済などの各種データを基に、日米が開戦した場合の戦局を正確に予測し、そのシミュレーション結果を近衛文麿首相、東條英機陸相をはじめとする《本物の内閣》の面々を前に報告することだった。
当初、国や軍部の真意が分からず戸惑う宇治田らエリートたち。もしシミュレーションの結果が上層部の意に沿わないものだった場合、自分たちの身にも害が及ぶのではないか…。洋一や仲間たちはそれぞれが家族を抱える中、緊張にさらされ続ける。それでも、通常は国家機密である日本の国力を測るためのさまざまなデータにアクセスを許されるなど、宇治田たちはある種の興奮の中で、日米戦開戦後の戦局を占っていく。かんかんがくがくの議論の末に《模擬内閣》の若き閣僚たちが導き出した最終結論は、「もしアメリカと戦えば、日本は必ず負ける」というあまりにも厳しい未来予測だった。エリートたちの理性は告げる。「この戦争は止めなければならない」とー。
シミュレーション結果を《本物の内閣》に報告する日が来た。《模擬内閣》の若者たちは、勇気を振り絞ってシミュレーションが導き出した〝現実〟を国の指導者たちに伝えようとする。果たして、東條英機らの反応はー。そしてその後、宇治田たちが目の当たりにする“残酷な結末”とはー。
投稿者:☘️ぷ~太郎
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