総構など6カ所追加
2025年06月24日00時00分
国の文化審議会は20日、国指定史跡の小田原城跡に、1590年の豊臣秀吉の来攻に備えて小田原北条氏によって築かれた「総構」など計6カ所を史跡範囲に追加するよう答申した。「総構山ノ神堀切東」「総構小峰御鐘ノ台北東」など総構4カ所と総構以前の新堀2カ所。小田原城跡に関する指定は15回目で新たに4450平方㍍を加えて約30万9500平方㍍となった。
同課担当者は、「総構に手を焼いた武将たちは北条氏降伏後、自分の居城に総構を築いた。小田原城の総構が日本の城の在り方に大きく影響を与えた」と説明している。
今回の追加指定場所は原則立ち入りできないが、市は総構を観光資源と位置付け、大きな堀が残る稲荷森(同市緑)や小峰御鐘ノ台大堀切東堀(同市城山)などを歩いて巡るマップを作成している。
神奈川新聞 6/24 かながわワイド面 要約
投稿者:サザンクロス相模守
※投稿された内容の正確性、信頼性等については一切の責任を負いません。特にイベント等へ行かれる場合には、必ず公式の情報をご自身でご確認ください。