くらしのなかの戦争展「高山彦九郎像と昭和の戦争 鶏冠井石塔寺住職・明渡日正の活動を通して」
2024年07月13日~2024年08月25日
京都市東山区の京阪三条駅前にあり、「土下座像」の名称で待ち合わせ場所としても親しまれてきた「高山彦九郎像」。昭和初期の造立から太平洋戦争後の再建にかけての多数の資料が、京都府向日市寺戸町の市文化資料館で公開されている。日露戦争時の連合艦隊司令長官東郷平八郎が揮毫(きごう)した台座の書の原本、造立時に首相だった田中義一ら寄付者の名簿、初代銅像が戦時中の供出で「出陣」した様子を示す文書などがあり、戦前、戦中、戦後の社会の雰囲気を感じることができる。
▼向日市鶏冠井町(かいでちょう)の石塔寺に保管されている、京都・三条大橋畔にある高山彦九郎像に関する資料とともに、造立の中心人物であった同寺の明渡日正住職を通して戦争を振り返る。展示写真の「銅像趾記念碑除幕式当日の様子」は、太平洋戦争中の金属回収令で空いてしまった台座に石碑を建立した1945年当時を写す。1961年に再建された彦九郎像の変遷も紹介
(7月13日~8月25日。月曜と8月1日は休館。祝日の場合は開館し、翌日休館)
午前10時~午後6時(入館は午後5時半まで)。12日を除く毎週月曜と1、13日休館。入館無料。
投稿者:☘️ぷ~太郎
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