≪ THE 金箔瓦 ≫ Golden Roof Tiles
2023年02月11日~2023年06月18日
【京都市 考古資料館 特別展示】
2023.2.11(土・祝)-6.18(日)
≪ THE【金箔瓦】≫
Golden Roof Tiles
◎ 展示内容
・《金箔瓦》の誕生
ー安土城・大坂城ー
・《金箔瓦》の展開
ー聚楽第・伏見城・京都新城ー
『聚楽第跡出土《金箔瓦》』
『伏見城跡出土《金箔瓦》』他
・ 各地の《金箔瓦》(写真パネル)
ー駿府城・広島城・上田城ー
・《金箔瓦》の終焉
ー二条城・公家町ー
・《金箔瓦》の製作技法・科学分析
主催:京都市考古資料館・(公財)京都市埋蔵文化財研究所
後援:歴史街道推進協議会 歴史街道
織田信長の死後、その後継者として天下統一を進めた豊臣秀吉は、安土城をしのぐ大規模な大阪城を築き、さらに聚楽第、伏見城と、次々に天下人としての武威を示す壮麗な居城を築いていきます。
天下統一が成し遂げられ、次第に世情が安定してくると、絢爛豪華な桃山文化が花開きました。建物をきらびやかに飾り立てた金箔瓦は、織田信長の安土城に端を発します。天下統一の過程で生まれ、秀吉時代に全盛を迎え、江戸幕府成立と共に衰退することになりました。
ヨーロッパから布教にきていたイエズス会の宣教師たちの記録によると、安土城の金箔瓦を指して
『(天主の)瓦は 大きさポルトガルの瓦に等しきが、製作巧にして外より之を見れば薔薇又は花に金を塗りたるが如し』
と具体的な記述を残しています。
今回の展示では、安土・桃山時代を象徴する遺物の一つである金箔瓦をメインテーマとし、その誕生と展開、終焉までの歴史を追います。
安土城・大阪城・聚楽第・伏見城・京都新城・二条城の最新の調査結果とともに、金箔瓦の製作技法や科学分析による新しい視点について紹介します。
金箔瓦で絢爛豪華に築かれた城郭の情景に思いを馳せてみませんか。皆さんのご来館をお待ちしております。
◎ 開館時間 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
◎ 休館日 月曜日(祝日の場合は開館、翌平日が休館)
◎ 入館料 無料
◎ アクセス 市バス『今出川大宮』下車すぐ『堀川今出川』下車西へ2分
《京都市考古資料館》
京都市上京区今出川通大宮東入元伊佐町263番地の1
TEL.075-432-3245(代)
投稿者:【麒麟】大宰帥しらいとはま
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